インテルのみ表示可能 — GUID: gvz1515624103870
Ixiasoft
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7.13. ポートとパラメーター
リコンフィグレーション・インターフェイスは、ネイティブPHYインスタンスに統合されています。ネイティブ PHY IPコアをインスタンス化するには、IP Parameter EditorでTools > IP Catalogの順にクリックします。IPコアのパラメーターを定義するには、そのIPコア固有のParameter Editorを使用します。リコンフィグレーション・インターフェイス・ポートを公開するには、IPコアをパラメーター化するときに、Enable dynamic reconfigurationオプションをオンにします。すべてのチャネル間でリコンフィグレーション・インターフェイスを共有するには、IPコアをパラメーター化するときに、Share reconfiguration interfaceをオンにします。このオプションをイネーブルすると、IPコアによって、1つのリコンフィグレーション・インターフェイスが提示されます。これは、すべてのチャネルのダイナミック・リコンフィグレーションに対応します。アドレスビット [18:0] からは、選択したチャネルのリコンフィグレーション・スペースにレジスターアドレスが提供されます。リコンフィグレーション・アドレスの残りのアドレスビットでは、選択したロジックチャネルを指定します。例えば、ネイティブPHY IPインスタンスに4つのチャネルがある場合、reconfig_address[18:0] によりアドレスが指定され、reconfig_address[20:19] がバイナリーエンコードされて、4つのチャネルが指定されます。例えば、2'b01の reconfig_address[20:19] では、ロジックチャネル1を指定します。
次の表に挙げる信号は、ネイティブPHY IPコアが4つのチャネルに対してコンフィグレーションされ、Share reconfiguration interfaceオプションがイネーブルされている場合に使用可能です。
ポート名 |
入力/出力 |
クロックドメイン |
説明 |
---|---|---|---|
reconfig_clk | 入力 |
該当なし |
クロック周波数は100から162MHzです。 |
reconfig_reset | 入力 |
reconfig_clk |
Avalon® メモリーマップド・インターフェイスをリセットします。非同期アサートと同期デアサートです。 |
reconfig_write | 入力 |
reconfig_clk |
書き込みイネーブル信号。信号はアクティブHighです。 |
reconfig_read | 入力 |
reconfig_clk |
読み出しイネーブル信号。信号はアクティブHighです。 |
reconfig_address[log2<N>+18:0] | 入力 |
reconfig_clk |
アドレスバス。下位19ビットではアドレスを指定し、上位ビットではチャネルを指定します。 |
reconfig_writedata[7:0] |
入力 |
reconfig_clk |
8ビットデータ書き込みバス。データの書き込み先は reconfig_address で示されるアドレスです。 |
reconfig_readdata[7:0] |
出力 |
reconfig_clk |
8ビットデータ読み出しバス。有効なデータが、読み出し動作後にこのバスに配置されます。信号が有効になるのは、reconfig_waitrequest がHighになってからLowになった後です。 |
reconfig_waitrequest |
出力 |
reconfig_clk |
1ビット信号。 Avalon® メモリーマップド・インターフェイスがビジーであることを示します。 Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・インターフェイス・コマンドは、読み出し/書き込み転送を続行する準備が整うまではアサートしたままにします。 |
Share reconfiguration interfaceがディスエーブルされ、Provide separate interface for each channelがイネーブルされている場合、ネイティブPHY IPでは、独立したリコンフィグレーション・インターフェイスをそれぞれのチャネルに対して提供します。例えば、リコンフィグレーション・インターフェイスが、4チャネルのネイティブPHY IPインスタンスで共有されていない場合、reconfig_address[18:0] はロジックチャネル0のリコンフィグレーション・アドレス・バスに対応し、reconfig_address[19:10] はロジックチャネル1のリコンフィグレーション・アドレスバスに対応し、reconfig_address[18:0] はロジックチャネル2のリコンフィグレーション・アドレス・バスに対応し、reconfig_address[18:0] はロジックチャネル3のリコンフィグレーション・アドレス・バスに対応します。
次の図で示すのは、ネイティブPHYが4つのチャネルに対しコンフィグレーションされ、Share reconfiguration interfaceオプションがイネーブルされておらず、Provide separate interface for each channelがイネーブルている場合に使用可能な信号です。
ポート名 |
入力/出力 |
クロックドメイン |
説明 |
---|---|---|---|
reconfig_clk_ch<N-1>, ...,reconfig_clk_ch0 |
入力 |
該当なし |
クロック周波数は100から162MHzです。 |
reconfig_reset_ch<N-1>, ...,reconfig_reset_ch0 |
入力 |
reconfig_clk_ch# |
Avalon® メモリーマップド・インターフェイスをリセットします。非同期アサートと同期デアサートです。 |
reconfig_write_ch<N-1>, ...,reconfig_write_ch0 |
入力 |
reconfig_clk_ch# |
書き込みイネーブル信号。信号はアクティブHigh です。 |
reconfig_read_ch<N-1>, ...,reconfig_read_ch0 |
入力 |
reconfig_clk_ch# |
読み出しイネーブル信号。信号はアクティブHigh です。 |
reconfig_address_ch<N-1>[18:0], ...,reconfig_address_ch0[18:0] |
入力 |
reconfig_clk_ch# |
各チャネルの20ビット・アドレス・バス。 |
reconfig_writedata_ch<N-1>[7:0], ...,reconfig_writedata_ch0[7:0] |
入力 |
reconfig_clk_ch# |
各チャネルの8ビットデータ書き込みバス。データの書き込み先は、reconfig_address によって示されるアドレスです。 |
reconfig_readdata_ch<N-1>[7:0], ...,reconfig_readdata_ch0[7:0] |
出力 |
reconfig_clk_ch# |
各チャネルの8ビットデータ読み出しバス。有効なデータは読み出し動作後にこのバスに配置されます。信号が有効になるのは、reconfig_waitrequest がHighになってからLowになった後です。 |
reconfig_waitrequest_ch<N-1>, ...,reconfig_waitrequest_ch0 |
出力 |
reconfig_clk_ch# |
各チャネルの1ビット信号。 Avalon® メモリーマップド・インターフェイスがビジーであることを示します。 Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・インターフェイス・コマンドは、読み出し/書き込み転送を続行する準備が整うまでアサートしたままにします。 |
パラメーター |
値 |
説明 |
---|---|---|
Share reconfiguration interface |
On/Off |
1つのリコンフィグレーション・インターフェイスを使用して、すべてのチャネルを制御することができます。デフォルトではオフです。イネーブルすると、reconfig_address の最上位ビットによりアクティブチャネルを識別します。下位20ビットでは、リコンフィグレーション・アドレスを指定します。バイナリーエンコードを使用して、アクティブチャネルを識別します (Transceiver Native PHYでのみ使用可能)。Native PHYが複数のチャネルでコンフィグレーションされている場合は、必要に応じて、このオプションをイネーブルします。 |
Enable dynamic reconfiguration |
On/Off |
リコンフィグレーション・インターフェイスをイネーブルします。デフォルトではオフです。このオプションをイネーブルすると、リコンフィグレーション・インターフェイスが公開されます。 |
Enable Native PHY Debug Master Endpoint |
On/Off |
イネーブルすると、Native PHY Debug Master Endpoint (ADME) がインスタンス化され、ネイティブPHYの Avalon® メモリーマップド・インターフェイスにアクセスできるようになります。特定の検証機能やデバッグ機能にアクセスするには、NPDMEを備えたSystem Consoleを使用します。NPDMEについての詳細は、「エンベデッド・デバッグ機能」のセクションを参照してください。 |
Enable capability registers |
On/Off |
ケイパビリティー・レジスターをイネーブルします。このレジスターでは、トランシーバー・チャネルのコンフィグレーションに関するハイレベルの情報を提供します。 |
Set user-defined IP identifier |
ユーザー定義 |
ユーザー定義の数値による識別子を設定します。これは、ケイパビリティー・レジスターがイネーブルされると、user_identifier オフセットから読み出すことができます。 |
Enable control and status registers |
On/Off |
ソフトレジスターをイネーブルして、PHYインターフェイスでのステータス信号の読み出し、およびコントロール信号の書き込みが、NPDMEまたはリコンフィグレーション・インターフェイスを介してできるようにします。 |
Configuration file prefix |
ユーザー定義 |
コンフィグレーション・ファイルの生成に使用するファイル・プリフィックスを指定します。ネイティブPHYの各バリアントのコンフィグレーション・ファイルに対して固有のプリフィックスを使用します。 |
Generate SystemVerilog package File |
On/Off |
SystemVerilogパッケージファイルを作成します。このファイルには、すべてのリコンフィグレーション・アドレスに対する現在のコンフィグレーション・データ値が含まれます。デフォルトではディスエーブルされています。 |
Generate C header file |
On/Off |
Cヘッダーファイルを作成します。このファイルには、すべてのリコンフィグレーション・アドレスに対する現在のコンフィグレーション・データ値が含まれます。デフォルトではディスエーブルされています。 |
Generate MIF (Memory Initialize File) |
On/Off |
MIFファイルを作成します。このファイルには、すべてのリコンフィグレーション・アドレスに対する現在のコンフィグレーション・データ値が含まれます。デフォルトではディスエーブルされています。 |
Enable multiple reconfiguration profiles |
On/Off |
Parameter Editorを使用して、複数のコンフィグレーションを格納します。各プロファイルに対するパラメーター設定は、 Parameter Editorに一覧表示されます。 |
Enable embedded reconfiguration streamer |
On/Off |
リコンフィグレーション・ストリーマーをネイティブPHY IPに埋め込み、複数の定義済みコンフィグレーション・プロファイル間のダイナミック・リコンフィグレーション・プロセスを自動化します。 |
Generate reduced reconfiguration files |
On/Off |
ネイティブPHY IPコアをイネーブルし、リコンフィグレーション・ファイルを生成して、そのファイルにプロファイル間で異なる属性のみを含めます。 |
Number of reconfiguration profiles |
1から8 |
複数のリコンフィグレーション・プロファイルをイネーブルした場合にサポートするリコンフィグレーション・プロファイルの数を指定します。 |
Store current configuration to profile |
0から7 |
格納するリコンフィグレーション・プロファイルを選択します。 |
Store configuration to selected profile |
該当なし |
Store current configuration to profileで指定したプロファイルに現在のネイティブPHYパラメーター設定を格納します。 |
Load configuration from selected profile |
該当なし |
Store current configuration to profileで指定したプロファイルに現在のネイティブPHYパラメーター設定をロードします。 |
Clear selected profile |
該当なし |
Store current reconfiguration to profileパラメーターで指定したプロファイルに対する格納済みのネイティブPHYパラメーター設定をクリアします。空のプロファイルのデフォルトは、ネイティブPHYの現在のパラメーター設定になります。つまり、空のプロファイルは、ネイティブPHYの現在のパラメーター設定を反映します。 |
Clear all profiles |
該当なし |
すべてプロファイルのネイティブPHYパラメーター設定をクリアします。 |
Refresh selected profile |
該当なし |
Load configuration from selected profile Store configuration to selected profileボタンを順にをクリックするのと同等です。この動作によりロードされるパラメーターは、Store current configuration to profileパラメーターで指定した格納済みのプロファイルからのものです。このパラメーターをプロファイルに格納し直します。 |