Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

8.7. ポスト・エンファシス値のコンフィグレーション

この使用モデルでは、10進値の2および -2のTXイコライザーでのポスト・エンファシス値のコンフィグレーションを対象としています。負の10進数値は、8ビットの2の補数として表されます。

例1: TXイコライザーのpost_tapエンファシスを設定する場合 (使用するPMA属性値: 2 (10進数) と0x02 (16進数)、または -2 (10進数) と0xFE (16進数)、PMA属性コード: 0x15)

  1. 2 (10進数) の場合は0x84[7:0] = 0x02を書き込み、-2 (10進数) の場合は0x84[7:0] = 0xFEを書き込みます。
  2. 0x85[7:0] = 0x80を書き込みます。
  3. 0x86[7:0] = 0x15を書き込みます。
  4. 0x87[7:0] = 0x00を書き込みます。
  5. 0x90[0] = 1'b1を書き込みます。
  6. 0x8A[7] を読み出します。これは1である必要があります。
  7. 0x8B[0] を読み出します。0に変わるまで行います。
  8. 0x8A[7] を1に書き込み、0x8A[7] フラグをクリアします。
  9. 0x8A[7] を読み出します。これは0である必要があります。

例2: TXイコライザーのpost_tapエンファシスを設定する場合 (使用するPMA属性値: -18 (10進数) と0xEE (2の補数)、PMA属性コード: 0x15)

  1. 0x84[7:0] = 0xEEを書き込みます。
  2. 0x85[7:0] = 0x80を書き込みます。
  3. 0x86[7:0] = 0x15を書き込みます。
  4. 0x87[7:0] = 0x00を書き込みます。
  5. 0x90[0] = 1'b1を書き込みます。
  6. 0x8A[7] を読み出します。これは1である必要があります。
  7. 0x8B[0] を読み出します。0に変わるまで行います。
  8. 0x8A[7] を1に書き込み、0x8A[7] フラグをクリアします。
  9. 0x8A[7] を読み出します。これは0である必要があります。