Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

8.3. PMAエラー・インジェクション

PMA属性コードを使用して、TXドライバー出力に1つのエラーまたはバーストエラーを挿入します。これにより、内部TXエラー挿入信号のオンとオフの切り替えが、要求されたビット数だけ発生します。

図 111. PMA属性を使用したエラービットの挿入 ( Avalon® Memory-Mappedインターフェイス経由)
表 74.  PMA属性コードのエラー・インジェクション・ビット
名前 アドレス ビット範囲 説明
Error Inject 0x001B 0x85[7:0],0x84[7:0] 挿入するエラーの数
  1. シングル・ビット・エラーを挿入するためのError Injectionを設定します。
    1. 0x84[7:0] = 0x01を書き込みます。
    2. 0x85[7:0] = 0x00を書き込みます。
    3. 0x86[7:0] = 0x1Bを書き込みます。
    4. 0x87[7:0] = 0x00を書き込みます。
    5. 0x90[0] = 1'b1を書き込みます。
    6. 0x8A[7] を読み出します。これは1である必要があります。
    7. 0x8B[0] を読み出します。0になるまで行います。
    8. 0x8A[7] を1'b1に書き込み、0x8A[7] 値をクリアします。
  2. 10ビット・エラーを挿入するためのError Injectionを設定します。
    1. 0x84[7:0] = 0x0Aを書き込みます。
    2. 0x85[7:0] = 0x00を書き込みます。
    3. 0x86[7:0] = 0x1Bを書き込みます。
    4. 0x87[7:0] = 0x00を書き込みます。
    5. 0x90[0] = 1'b1を書き込みます。
    6. 0x8A[7] を読み出します。これは1である必要があります。
    7. 0x8B[0] を読み出します。0になるまで行います。
    8. 0x8A[7] を1'b1に書き込み、0x8A[7] 値をクリアします。