インテルのみ表示可能 — GUID: zjo1583157733466
Ixiasoft
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7.3.3.4. QDR IV SRAMのクロック信号
3組のQDR IV差動クロックは次のとおりです。
- アドレスおよびコマンド入力クロックのCKおよびCK#
- データ入力クロックのDKxおよびDKx#。このxはAもしくはBであり、それぞれのポートを指しています。
- データ出力クロックのQKxおよびQKx#。このxはAもしくはBであり、それぞれのポートを指しています。
QDR IV SRAMデバイスには、2つの独立した双方向データポート (ポートAおよびポートB) があり、両方のポートで同時読み出し/書き込みトランザクションをサポートします。これらのデータポートは、CKとCK#クロックを使用する共通のアドレスポートによってダブルデータ・レートで制御されます。各QDR IV SRAMデバイスには、1組のCKとCK#ピンがあります。
DKxおよびDKx#は、 DQx入力を立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方でサンプリングします。同様にQKxおよびQKx#は、DQx出力を立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方でサンプリングします。
QDR IV SRAMデバイスでは、データをともなう2セットのフリーランニング差動クロックを採用しています。DKxおよびDKx#クロックは差動入力データクロックで、書き込み時に使用されます。QKxおよびQKx#クロックは出力データクロックで、読み出し時に使用されます。DKxとDKx#、またはQKxとQKx#クロックのそれぞれのペアは、9データビットもしくは18データビットに関連付けられます。
インテル® FPGA外部メモリー・インターフェイスIPのQKBとQKB#ピンの極性は、FPGAの差動入力バッファーの極性に対してスワップされています。すなわち、メモリー側のQKBピンをFPGA側の入力バッファーのマイナスピンに接続し、メモリー側のQKB#ピンをFPGA側の入力バッファーのプラスピンに接続する必要があります。IPの最上位のポート名はすでにこのスワップを反映していることに注意してください。つまり、 mem_qkbはマイナスのバッファー脚に割り当てられ、mem_qkb_nはプラスのバッファー脚に割り当てられています。
QDR IV SRAMデバイスは、x18とx36のバス幅のコンフィグレーションで利用できます。正確なクロックとデータの関係は次のとおりです。
- ×18のデータバス幅のコンフィグレーションの場合、9データビットが書き込みおよび読み出しクロックのそれぞれのペアに関連付けられます。よって、DKxとDKx#ピンが2組、およびQKxまたはQKx#ピンが2組あります。
- ×36のデータバス幅のコンフィグレーションの場合、18データビットが書き込みおよび読み出しクロックのそれぞれのペアに関連付けられます。よって、DKxとDKx#ピンが2組、およびQKxまたはQKx#ピンが2組あります。
CKとDKx、またはCK#とDKx#間のスキューには、tCKDKのタイミング要件があります。同様に、CKとQKx、またはCK#とQKx#間のスキューには、tCKQKのタイミング要件があります。