インテルのみ表示可能 — GUID: vlc1597161313899
Ixiasoft
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11.9.8.4. トラフィック・ジェネレーターのプリセットの選択
プリセットを選択することで、EMIFコントロール・インターフェイスで特定のトラフィック・パターンを生成するいくつかの異なるコンフィグレーションから選択を行うことができます。ドロップダウン・メニューからプリセットを選択すると、instruction、address、data patternレジスターが設定され、目的のトラフィック・パターンが生成されます。利用可能なプリセットは、Default、Walking 1s、Walking 0s、Read & Write Entire Memoryです。
デフォルトのプリセット
Defaultのプリセットでは、デフォルト値がコンフィグレーション・レジスターにロードされます。これによりトラフィック・ジェネレーターは、1回の読み出しと1回の書き込みをアドレス0でデータシード0x5a5a5a5aを使用して実行するように設定されます。
Walking 1sプリセット
Walking 1sのプリセットでは、TG2をコンフィグレーションし、「歩いている」データパターンをDQラインで生成します。これは、段階的にDQSグループ内の1つのDQピンをクロックサイクルごとに1に設定することで行います。これにより、1がDQピンを横切って歩いているようになります。Walking 1sプリセットはアドレス0から始まり、1回の書き込みとそれに続く1回の読み出しを10回のループで行います。
次の画像は、x8デバイスのDQピンにおけるWalking 1sのパターンを示しています。
Walking 0sプリセット
Walking 0sプリセットは、Walking 1sプリセットを補完するものです。
次の画像は、x8デバイスのDQピンにおけるWalking 0sのパターンを示しています。
Read & Write Entire Memory
Read & Write Entire Memoryのプリセットは、メモリー全体を順番に走査します。データパターンにより、すべてのメモリー位置を1で満たします。アドレスパターンでは、バーストカウントが64に設定され、すべてのメモリー位置が走査されるようにループカウントと読み出し/書き込みカウントが選択されます。