外部メモリー・インターフェイス Agilex™ 7 FシリーズおよびIシリーズFPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 3/29/2024
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ドキュメント目次

4.2.5. AFIのキャリブレーション・ステータス信号

PHYはシーケンサーをインスタンス化し、それによってメモリーデバイスとのメモリー・インターフェイスおよび読み出しFIFOや有効FIFOなどの一部の内部コンポーネントをキャリブレーションします。 シーケンサーは、AFIインターフェイスのキャリブレーション・ステータス信号を介して、キャリブレーション・プロセスの結果をコントローラーに報告します。
表 60.  キャリブレーション・ステータス信号

信号名

方向

詳細

afi_cal_success

出力

1

アサートされると、キャリブレーションが正常に完了したことを示します。

afi_cal_fail

出力

1

アサートされると、キャリブレーションが失敗したことを示します。

afi_cal_req

入力

1

シーケンサーの実質的な同期リセットです。この信号がアサートされると、シーケンサーはリセット状態に戻ります。この信号が解除されると、新しいキャリブレーション・シーケンスが開始します。

afi_wlat

出力

AFI_WLAT_WIDTH

afi_clkサイクルでの、アドレス/コマンドとPHY/コントローラー・インターフェイスで発行される書き込みデータの間に必要な書き込みレイテンシーです。afi_wlatの値は、グループごとに異なる場合があります。各グループの書き込みレイテンシーの範囲は0から63です。書き込みレイテンシーがすべてのグループで同じである場合は、最下位6ビットのみが必要です。

afi_rlat

(1)

出力

AFI_RLAT_WIDTH

afi_clkサイクルでの、アドレス/コマンドとPHY/コントローラー・インターフェイスに返される読み出しデータの間に必要な読み出しレイテンシーです。値の範囲は0から63です。

注意

  1. afi_rlat信号は、PHY-onlyのデザインではサポートされません。代わりに、afi_rdata_valid信号をサンプリングして、有効な読み出しデータが利用可能なタイミングを特定します。