外部メモリー・インターフェイス Agilex™ 7 FシリーズおよびIシリーズFPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 3/29/2024
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ドキュメント目次

6.3. Intel Agilex® 7 FシリーズおよびIシリーズEMIF DDR4 IPにおけるレジスターマップのIP-XACTのサポート

IP-XACTはXML形式であり、再利用可能な知的財産 (IP) を記述します。

EMIF DDR4デザイン例を Quartus® Prime開発ソフトウェア・バージョン 21.3以降で生成すると、生成される.ipファイルには、そのIPのIP-XACT情報が含まれます。生成されるIP-XACT情報には、DDR4 IP、トラフィック・ジェネレーター2.0 (TG2)、およびEfficiency Monitorのレジスターマップが含まれます。 Intel Agilex® 7 EMIF IPメモリーマップド・レジスター (MMR) およびEfficiency MonitorのIP-XACT情報は、ed_synth_emif_fm_0.ipに含まれています。トラフィック・ジェネレーター2.0のIP-XACT情報は、ed_synth_tg.ipに含まれています。

IP-XACT情報は、デザイン例でのみ生成されます。IP-XACT情報の生成を有効にするには、次の手順に従います。

  1. Intel Agilex® 7 IP MMRのIP-XACT情報の生成を有効にするには、パラメーター・エディターのControllerタブで、Enable Memory-Mapped Configuration and Status Register (MMR) Interfaceボックスにチェックを入れます。
    図 121. MMRレジスターのIP-XACT生成を有効にする
  2. TG2のIP-XACT情報の生成を有効にするには、パラメーター・エディターのDiagnosticsタブで、Use configurable Avalon traffic generator 2.0ボックスにチェックを入れ、TG2 Configuration Interface ModeExportに設定します。Efficiency MonitorのIP-XACT情報を含めるには、Efficiency Monitor ModeExportに設定します。
    図 122. TG2およびEfficiency MonitorのIP-XACT生成を有効にする

Intel Agilex® 7 EMIF IPで利用可能なレジスターの情報に関しては、アーキテクチャーの章で、 Intel Agilex® 7 EMIF IPのメモリーマップド・レジスター (MMR) 一覧を参照してください。

トラフィック・ジェネレーター2.0で利用可能なレジスターに関しては、デバッグの章で、コンフィグレーション・レジスターとステータスレジスターを参照してください。

Efficiency Monitorで利用可能なレジスターに関しては、デバッグの章で、コントロール・レジスターおよびステータスレジスターを参照してください。