インテルのみ表示可能 — GUID: xrs1547148310620
Ixiasoft
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11.3. タイミング問題の特徴
タイミングの問題は通常、次の2つのカテゴリーに分類されます。
- FPGAコアのタイミングで報告される問題
- 特定の動作モードまたは特定のPCBでの外部メモリー・インターフェイスのタイミングの問題
タイミング・アナライザーは、コアとコア間の転送およびコアとIOE間の転送の2つのカテゴリーでタイミングの問題を報告します。これらのタイミングの問題には、タイミング解析におけるタイミング・アナライザーのReport DDRサブセクションにあるPHYセクションおよびPHYリセットセクションの内容が含まれます。PHYおよびPHYリセットを除き、外部メモリー・インターフェイスのタイミングの問題は、タイミング・アナライザーのReport DDRサブセクションで具体的に報告されます。Report DDRのPHYセクションとPHYリセットセクションにはPHYのみが含まれており、コントローラー、コア、PHYとコントローラー間、ローカル・インターフェイスは含まれません。 Quartus® Primeのタイミングの問題は、ハードウェアのテストに進む前にかならず評価、修正する必要があります。
PCBのタイミングの問題は通常、 Quartus® Primeのタイミングの問題であり、不適切、または不十分なPCBトポロジーとレイアウトの情報が提供されていない場合、 Quartus® Prime開発ソフトウェアでは報告されません。PCBのタイミングの問題は通常、キャリブレーションの問題、またはハードウェアが加熱または冷却された際のユーザーモードにおけるエラーによって特徴づけられます。通常、インターフェイスの周波数を下げると、PCBのタイミングの問題はさらに隠されます。