PCI Express* 向けRタイル Avalon® StreamingインテルFPGA IPユーザーガイド

ID 683501
日付 10/07/2022
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ドキュメント目次

4.3.1.4.1. Avalon® Streaming TXインターフェイスの pX_tx_st_ready_o のビヘイビア

次のタイミング図では、pX_tx_st_ready_o のビヘイビアを示しています。これをデアサートして、PCI Express向けRタイルIPコアへのデータ送信を一時停止し、その後再アサートします。例として、このタイミング図で示しているの、は3サイクルのreadyLatencyです。アプリケーションによる pX_tx_stN_valid_i のデアサートは、pX_tx_st_ready_o の3サイクル後に行われます。readyLatencyの詳しい定義については、 Avalon® インターフェイスの仕様書を参照してください。

pX_tx_st_ready_opX_tx_stN_valid_i のデアサート間の最大レイテンシーは16サイクルです。

アプリケーションによる pX_tx_stN_valid_i のデアサートは、readyサイクルの pX_tx_stN_sop_ipX_tx_stN_eop_i の間には行わないでください。ただし、RタイルPCIe IPからのバックプレッシャーが、pX_tx_st_ready_o のデアサートによって示されている場合は例外です。Readyサイクルの定義については、Avalonインターフェイスの仕様書を参照してください。

注: このガイドラインを満たさないと、TLPの送信に無効なLCRCが含まれる場合があります。
注: これは、 Avalon® -ST規格に準拠していないRタイルPCI Express IPコアの追加要件です。
図 31.  Avalon® ストリーミングTXインターフェイスの pX_tx_st_ready_o のビヘイビア