PCI Express* 向けRタイル Avalon® StreamingインテルFPGA IPユーザーガイド

ID 683501
日付 10/07/2022
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ドキュメント目次

2.4.1. クロック

PIPE Directモードでは、PCIe向けRタイルIP内のPCS、データリンク層、およびトランザクション層はアクティブではありません。クロックドメインは pipe_direct_pld_tx_clk_out_olnX_pipe_direct_pld_rx_clk_out_o のみです。これらは、RタイルのPHY層からFPGAファブリックへのクロック出力です。

図 14. PIPEモードのクロックドメイン
表 11.  PHYクロックおよびアプリケーション・クロックの周波数
モード PHYクロック周波数 アプリケーション・クロック周波数
PIPE Direct TX: 1000MHz

TX: 500MHz

RX:

Gen1: 250MHz

Gen2: 500MHz

Gen3: 250MHz

Gen4: 500MHz

Gen5: 1000MHz

RX:

Gen1: 125MHz

Gen2: 250MHz

Gen3: 125MHz

Gen4: 250MHz

Gen5: 500MHz

Rタイルにあるパッケージレベルのリファレンス・クロック入力は、refclk0refclk1 の2つです。

100MHzのリファレンス・クロック・ソースをこの2つの入力に接続してください。PIPE Directモードでは、2つのrefclk入力を同じクロックソースから駆動してください。ただし、Octet 1を使用しない場合は、refclk1 をグランドに接続できます。

図 15. 単一の100MHzクロックソースの使用 (エンドポイントおよびルートポート用)