PCI Express* 向けRタイル Avalon® StreamingインテルFPGA IPユーザーガイド

ID 683501
日付 10/07/2022
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ドキュメント目次

4.4.4.2. PHY to MAC (P2M) 信号

表 83.  PIPE Direct EMIBコントロール・デスキュー・チャネル - P2M信号
信号名 方向 説明/注意 クロックドメイン
lnX_pipe_direct_txdeskewmarker_i 入力 TXデスキューマーカーです。バンドルモードごとのEMIB配線のデスキューに使われます。これは、単純な繰り返しパルスです。プロトコルに依存しないメカニズムを提供してEMIBチャネルスキューを検出し、アライメントを実行します。マーカーは、16クロックサイクルごとにファンアウトし、すべてのバンドルチャネルに同時に表示されます。デスキューモジュールは、各EMIBチャネルからデスキューマーカーを探し、早いチャネルに遅延を追加して、遅いチャネルの遅延を補償します。 pipe_direct_pld_tx_clk_out_o
octet#_pipe_direct_phy_dsk_active_chans_o 出力 デスキューマーカーを受信したチャネルを示します。 pipe_direct_pld_tx_clk_out_o
octet#_pipe_direct_phy_dsk_monitor_err_o 出力

値はエラー時にラッチされ、ステートマシンが i_dsk_clear または async reset によって再起動されるまで保持されます。

この信号の監視は、octet#_pipe_direct_phy_dsk_eval_done_[3:0]_o がアサートされてから16 pclk (pipe_direct_pld_tx_clk_out_o) サイクル後に行います。

pipe_direct_pld_tx_clk_out_o
octet#_pipe_direct_phy_dsk_monitor_err_status_[3:0]_o 出力

デスキュー監視エラーを示します。

この信号の監視は、octet#_pipe_direct_phy_dsk_eval_done_[3:0]_o がアサートされてから16 pclk (pipe_direct_pld_tx_clk_out_o) サイクル後に行います。

pipe_direct_pld_tx_clk_out_o
octet#_pipe_direct_phy_dsk_status_[3:0]_o 出力

デスキュー評価結果を示します。

この信号の監視は、octet#_pipe_direct_phy_dsk_eval_done_[3:0]_o がアサートされてから16 pclk (pipe_direct_pld_tx_clk_out_o) サイクル後に行います。

注: octet#_pipe_direct_phy_dsk_status の監視は、octet#_pipe_direct_phy_dsk_valid がアサートされた後に行う必要があります。
pipe_direct_pld_tx_clk_out_o
octet#_pipe_direct_phy_dsk_valid_[3:0]_o 出力

デスキュー動作ステータスを示します。

x16を使用する場合、各オクテットからの octet#_pipe_direct_phy_dsk_valid_o は、ユーザーロジックによってANDで結合する必要があります。

pipe_direct_pld_tx_clk_out_o
octet#_pipe_direct_phy_dsk_eval_done_[3:0]_o 出力 デスキュープロセスが完了したことを示します。この信号はデバッグ用です。x16 を使用する場合、各オクテットからの octet#_pipe_direct_phy_dsk_eval_done_o は、ユーザーロジックによってANDで結合する必要があります。 pipe_direct_pld_tx_clk_out_o
デスキュー・インターフェイスを使用するには、次の手順に従います。
  1. アプリケーション・ロジック内のコントローラーによる、バンドルの各レーンのデスキューマーカーの送信は、16 pipe_direct_pld_tx_clk_out_o クロックサイクルごとに行われます。これには、ln*_pipe_direct_txdeskewmarker_i 信号を使用します。
  2. EMIBからのデータがデスキューされた後、octet*_pipe_direct_phy_dsk_valid_o がアサートされ、デスキュー完了ステータスを示します。
    注: (*) x16を使用する場合、各オクテットからの octet*_pipe_direct_phy_dsk_valid_o をANDで結合する必要があります。
  3. octet*_pipe_direct_phy_dsk_valid_o に加えて、PIPEインターフェイスにより octet*_pipe_direct_phy_dsk_eval_done_o および octet*_pipe_direct_phy_dsk_status_*_o 信号が提供され、デスキューステータスの詳細を表示します。
    注: (#) これらの信号はデバッグ専用です。ユーザー・アプリケーション・ロジックは、octet*_pipe_direct_phy_dsk_valid_o 信号のみに依存している必要があります。
  4. 両方のオクテットの octet*_pipe_direct_deskew_clear_i 信号を使用して、現在のデスキューステートをクリアし、追加のデスキュー評価を許可することができます。x16を使用する場合、各オクテットの octet*_pipe_direct_deskew_clear_i を使用する必要があります。
  5. octet*_pipe_direct_deskew_clear_i のパルスオン後、octet*_pipe_direct_phy_dsk_monitor_err_o バスのデスキューステートがクリアされます。