PCI Express* 向けRタイル Avalon® StreamingインテルFPGA IPユーザーガイド

ID 683501
日付 10/07/2022
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ドキュメント目次

4.1.1. クロック

表 45.  クロック
名前 方向 説明 EP/RP/BP/PIPE-D クロック周波数
coreclkout_hip 出力 このクロックでは、データリンク層、トランザクション層、およびアプリケーション層を駆動します。アプリケーション層の場合、周波数は指定されたデータレートとレーン数によって異なります。 EP/RP/BP

Native Gen5: 400/425/450/475/500MHz

Native Gen4: 250/275/300MHz

Native Gen3: 250/275/300MHz

周波数は、IPがシングル幅モードで動作しているかダブル幅モードで動作しているかによって異なります。

注: シングル幅モードは、 インテル® Quartus® Primeの21.4リリースでは、サポートされていません。
refclk0、refclk1 入力

これらは、IPコアの入力リファレンス・クロックです。これらはフリーランニング・クロックである必要があります。安定したフリーランニング・クロックがない場合、デバイスのリコンフィグレーション時、またはCvP更新動作の実行中にエラーが発生することがあります。

これらのリファレンス・クロックは、FPGAユーザーロジックでは使用できません。Rタイルからユーザーロジックに提供されるクロックは次のクロックのみです。coreclkout_hipslow_clk (PCIe モード)、pipe_direct_pld_tx_clk_out_o および LnX_pipe_direct_pld_rx_clk_out_o (PIPEモード)

EP/RP/BP 100MHz ± 100ppm
注: Gen5対応システムの場合、クロック周波数は100MHz ± 100ppmです。
reconfig_clk 入力 このクロックは、PIPE Directモードで適切な速度変更動作を行うために必要です。 PIPE-D

100MHz (推奨)

50MHz ~ 125MHz (許容範囲)

slow_clk 出力 これはサイドバンド信号のクロックです。 EP/RP/BP

coreclkout_hip から派生した2分周または4分周クロックです。パラメーター・エディターの Slow Clock Dividerオプションを使用して、coreclkout_hip の2分周と4分周バージョンのいずれかをこのクロックに対して選択します。

pipe_direct_pld_tx_clk_out_o 出力 これは、PIPE DirectモードのTXクロックです。 PIPE-D 500MHz
LnX_pipe_direct_pld_rx_clk_out_o

(Xはレーン番号で、範囲は0 ~ 15です。レーンごとに1つのクロック出力があります。)

出力 これは、PIPE DirectモードのRXクロックです。これは、レーンごとのCDRリカバリークロックです。 PIPE-D クロック周波数は、レーンレート (Gen1 ~ Gen5) に依存します。
  • Gen1 = 125MHz
  • Gen2 = 250MHz
  • Gen3 = 125MHz
  • Gen4 = 250MHz
  • Gen5 = 500MHz