PCI Express* 向けRタイル Avalon® StreamingインテルFPGA IPユーザーガイド

ID 683501
日付 10/07/2022
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ドキュメント目次

5.2.3.13. Power Management

表 100.  Power Management
パラメーター デフォルト値 説明
Endpoint L0s acceptable latency

最大64ns

最大128ns

最大256ns

最大512ns

最大1us

最大2us

最大4us

制限なし

最大64ns

このデザイン・パラメーターで指定するレイテンシーは、デバイスとルート・コンプレックス間の任意のリンクがL0sステートを終了するまでにアプリケーション層が許容できる最大レイテンシーです。これにより、Device Capabilities Register (0x084) のEndpoint L0s acceptable latencyフィールドの読み出し専用値を設定します。

このエンドポイントでは、L0sまたはL1ステートはサポートしません。ただし、切り替えシステムでは、L0sおよびL1がイネーブルされているスイッチにリンクが接続されている場合があります。このパラメーターを設定することで、システム・コンフィグレーション・ソフトウェアによって、システム内の全デバイスの許容レイテンシーおよび各リンクの終了レイテンシーを読み出し、どのリンクによってActive State Power Management (ASPM) のイネーブルが可能かを判別することができます。

この設定は、ルートポートではディスエーブルされています。

このパラメーターのデフォルト値は64nsです。この値は、ほとんどのデザインで最も安全な設定となります。

Endpoint L1 acceptable latency

最大1us

最大2us

最大4us

最大8us

最大16us

最大32us

最大64us

制限なし

最大1us

この値は、L1からL0ステートへの遷移において、エンドポイントが耐えられる許容レイテンシーを示しています。これは、エンドポイントの内部バッファリングの間接的な尺度です。Device Capabilities Register のEndpoint L1 acceptable latencyフィールドの読み出し専用値を設定します。

このエンドポイントでは、L0sまたはL1ステートはサポートしていません。ただし、切り替えシステムでは、L0sおよびL1がイネーブルされているスイッチにリンクが接続されている場合があります。このパラメーターを設定することで、システム・コンフィグレーション・ソフトウェアによって、システム内の全デバイスの許容レイテンシーおよび各リンクの終了レイテンシーを読み出し、どのリンクによってActive State Power Management (ASPM) のイネーブルが可能かを判別することができます。

この設定は、ルートポートではディスエーブルされています。