PCI Express* 向けRタイル Avalon® StreamingインテルFPGA IPユーザーガイド

ID 683501
日付 10/07/2022
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ドキュメント目次

2.3. PCIeハードIPモード

このモードでは、PCIeハードIPの4つのコア (x16コア1個、x8コア1個、およびx4コア2個) をコンフィグレーションして、次のトポロジーをサポートすることができます。

表 9.  PCIe向けRタイルAvalon StreamingインテルFPGA IPでサポートされるコンフィグレーション・モード
コンフィグレーション・モード ネイティブIPモード エンドポイント (EP) / ルートポート (RP) / TLPバイパス (BP) アクティブコア
Configuration Mode 0 Gen3 x16、Gen4 x16、またはGen5 x16 EP/RP/BP x16
Configuration Mode 1 Gen3 x8/Gen3 x8、Gen4 x8/Gen4 x8、またはGen5 x8/Gen5 x8 EP/RP/BP x16、x8
Configuration Mode 2 Gen3 x4/Gen3 x4/Gen3 x4/Gen3 x4、Gen4 x4/Gen4 x4/Gen4 x4/Gen4 x4、またはGen5 x4/Gen5 x4/Gen5 x4/Gen5 x4 EP/RP/BP x16、x8、x4_0、x4_1
Configuration Mode 3 PIPE Direct (最大16チャネル) 非該当 なし

Configuration Mode 0では、x16コアのみがアクティブになり、x16モードで動作します (Gen3、Gen4、またはGen5の場合) 。

Configuration Mode 1では、x16コアとx8コアがアクティブになり、Gen3 x8コア2個、Gen4 x8コア2個、またはGen5 x8コア2個として動作します。
注: Configuration Mode 1で、x8分岐ポートのうち1つだけを使用する場合は、他の分岐ポートのレーンが物理的に接続されていないことを確認してください。両方のx8分岐ポートをx16ルートポート/スイッチデバイスに接続する場合、どのx8ポートがトレーニングされるかは不確定的です。
Configuration Mode 2では、4つのコア (x16、x8、x4_0、x4_1) すべてがアクティブになり、Gen3 x4コア4個、Gen4 x4コア4個、またはGen5 x4コア4個として動作します。
注: Configuration Mode 2では、 インテル® Quartus® Primeの22.1リリースの場合、x4_0コアは、OPNにR2またはR3がないデバイスではディスエーブルされます。これらのデバイスでは、Configuration Mode 2のアクティブなx4コアの最大数は3個です (これらのアクティブなコアは、x16、x8、およびx4_1コアです。すべてx4コアとしてコンフィグレーションされます)。ただし、デバイスのOPN番号の末尾にR2またはR3が付いている場合、Configuration Mode 2では、x16、x8、x4_1、およびx4_0コアはすべてアクティブになり、サポートできます。OPN番号の詳細については、 インテル® Agilex™ FPGA & SoCデバイスの概要を参照してください。

各コアには、ユーザーロジックに対する独自の Avalon® -STインターフェイスがあります。FPGAファブリックに公開されるIPからユーザーロジックへのインターフェイスの数は、コンフィグレーション・モードによって異なります。