PCI Express* 向けRタイル Avalon® StreamingインテルFPGA IPユーザーガイド

ID 683501
日付 10/07/2022
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ドキュメント目次

6.3. Signal Tap Logic Analyzer

PCIeの問題に対する追加のデバッグツールとしてSignal Tap Logic Analyzerを使用し、次に示すPCIe向けRタイルAvalon-ST IPからのトップレベル信号を監視することができます。

表 108.  デバッグ目的で監視するトップレベルの信号
信号 説明 リンクアップを成功させるための期待値
ninit_done

このアクティブLow信号の「1」は、FPGAデバイスがまだ完全にコンフィグレーションされていないことを示します。「0」は、デバイスがコンフィグレーションされて通常の動作モードになっていることを示します。Reset Release IPをインスタンス化し、そのIPの出力を ninit_done に接続する必要があります。

1'b0
pin_perst_n_o FPGAファブリックに対するこの出力信号は、PERST# がアサートされているかどうかを示します。 1'b1
pX_reset_status_n_o

このアクティブLow信号は、pin_perst_n がデアサートされ、PCIeハード IP がリセット解除されるまで、Lowに保持されます。この信号は、coreclkout_hip に同期しています。

この信号は、coreclkout_hip に同期 し てい ます。FPGAコアのユーザーロジックとIP間のトラフィックは、pX_reset_status_n_o がHighにアサートされた場合に開始できます。

1'b1
pX_link_up_o アサートされると、この信号はリンクが物理層でアップしていることを示します。 1'b1
pX_dl_up_o アサートされると、この信号はデータリンク (DL) 層がアクティブであることを示します。 1'b1
pX_ltssm_state_delay_o[5:0] LTSSMのステートを示します。物理レベルでの実際のリンクステートと、その値がこの信号に反映されるまでの時間には時間差があることに注意してください。 6'h11 (L0)