インテルのみ表示可能 — GUID: mwj1607032892980
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4.4.7. PIPEレーンのリセット・スタガリング
このセクションで重点を置いて説明する内容は、RタイルAvalon Streaming IPのレーンリセットのスタガリングです。このレーンリセットの駆動は、ソフトIPコントローラーによって行われます。IPコントローラーでは、RタイルAvalon Streaming IPのリセット手順の一部を実行します。レーンリセット手順を実行するのは、ソフトIP自体がリセットされていない場合のみです。各レーンにある独自の lnX_pipe_direct_pld_pcs_rst_n_i レーンは、ソフトIPコントローラーによって駆動されます。複数のソフトIPコントローラーが実装されている場合は、各ソフトIPによる各レーンのリセットは、他のソフトIPからは独立して行うことができます。
リセット・スタガリングはオプションです。スタガリングの目的は、電源投入時の配電ネットワーク (PDN) ノイズを低減することです。実装されている場合、リセット・スタガリングが開始するのは、lnX_pipe_direct_tx_transfer_en がアサートされた後です。
スタガリングのインターバルは、100ns以上に設定してください。レーンリセットは、PIPE Direct x16モードの場合はレーン0から開始してレーン15まで、PIPE Directのバンドルモードの場合はレーン0から開始してレーン7までになるようにスタガリングされます。リセットのアサートとデアサートの両方をスタガリングする必要があります。
lnX_pipe_direct_powerdown_i および lnX_pipe_direct_rxstandby_i 信号には、レーンのスタガリングがバンドルごとに必要です。スタガリングは、x4バンドル以上である必要があります。例えば、PIPE Direct 8x2バンドルモードでは、前述のPIPE信号のレーン・スタガリングは、x4以上でのグループ化が必要です。