Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 10/31/2022
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ドキュメント目次

7.1. 概要

インテル® FPGAデバイスはリモート・システム・アップデート (RSU) 機能をサポートしており、FPGAイメージを更新してデバイスをリモートでリコンフィグレーションできます。RSUには次の利点があります。

  • 製品をリコールすることなく、機能強化とバグ修正を提供するメカニズムを提供
  • 市場投入までの時間を短縮
  • 製品寿命の延長

コントロール・ブロックベースのデバイス 10では、RSUを実装するためのRemote Update Intel® FPGA IPが必要です。詳細については、Remote Update Intel® FPGA IP User Guideを参照してください。

SDMベースのデバイス10では、RSUおよびMailbox Client Intel® FPGA IPを使用して、コンフィグレーション・ビットストリームをコンフィグレーション・フラッシュ・デバイスに書き込むことができます。1つのコンフィグレーション・デバイスに、複数のアプリケーション・イメージと1つのファクトリー・イメージを格納できます。その後、ホストを介してRSUイメージからFPGAのリコンフィグレーションを実行できます。RSUは、JTAG-to- Avalon® Master Bridge IP、 Nios® Vプロセッサー、またはハード・プロセッサー・システム (HPS) をRSUホストとして実装できます。

図 97. 一般的なリモート・システム・アップデートのプロセス
10 デバイスのリストについては、 Nios® Vプロセッサーのデバイスサポートの表を参照してください。