Nios® Vエンベデッド・プロセッサー・デザイン・ハンドブック

ID 726952
日付 10/31/2022
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ドキュメント目次

6.4.5. システム・シミュレーション・ファイルの生成

デザインフローのこの時点で、システムが生成され、次の表に示すシミュレーションに必要なすべてのファイルが作成されました。これらは、シミュレーションを実行するために必要なファイルです。
表 26.  Nios Vプロセッサー・シミュレーション用に生成されたファイル
ファイル 説明
<Project directory>/sys_tb/

プラットフォーム・デザイナーは、Create testbench Platform Designerシステムオプションをイネーブルすると、テストベンチ・システムを生成します。プラットフォーム・デザイナーは、対応するAvalon Bus Functional Modelを、システムのエクスポートされたすべてのインターフェイスに接続します。プラットフォーム・デザイナーの詳細については、Intel Quartus Prime Pro Edition User Guide: Platform Designerを参照してください。

<Project directory>/sys_tb/sys_tb/sim/mentor/msim_setup.tcl QuestaSimシミュレーション環境をセットアップし、エイリアスコマンドを作成して必要なデバイス・ライブラリーとシステム・デザイン・ファイルを正しい順序でコンパイルし、シミュレーション用にトップレベル・デザインをロードします。
<Project directory>/<Memory Initialization Files>.hex システムのメモリー・コンポーネントを初期化するには、Memory Initialization Files (.hex) が必要です。elf2hexユーティリティーを使用して Nios® Vプロセッサー・プログラムを作成し、.hex ファイルに入力します。