インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

3.11.5. タイミング収束に関する推奨事項

Register モードでは、Arria 10 デバイスでタイミングを閉じるのが難しいです。インテルは、240 MHz を超えるペリフェラルからコアへの転送の場合、RX 側で負のエッジ・キャプチャーを使用することを推奨します。具体的には、コアの負のエッジクロックでキャプチャーし、すぐに正のエッジクロックに転送します。
  • 250 MHz 未満の周波数にはPCLK クロック・ネットワークを使用してください。
  • より高い周波数に対しては、ローカル・ルーティングが推奨されます。
250 MHz を超える周波数をターゲットとするTX 上のコアからペリフェラルへの転送の場合、インテルは、PCS FIFO モードとしてTX Fast Register モードを使用することを推奨しています。このモードはPCLK を備えており、ほとんどの10GbE 1588 モードおよび9.8 Gbps/10.1376 Gbps CPRI モードに対しデフォルトで使用されます。
  • 最高のスピードグレードに対してはローカル・ルーティングを使用することで、Register モードで最大320 MHz まで対応可能です。