インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

2.9.3.2. PLL とGT トランシーバー・チャネルのクロックライン

ATX PLL は、GT トランシーバー・チャネルにクロックソースを提供するために使用されます。各ATX PLL は、トランシーバー・バンク内でPLL を直接GT トランシーバー・チャネルに接続する2 本の専用GT クロックラインを有しています。上部のATX PLL がチャネル3 と4 を駆動し、下部のATX PLL がチャネル0 と1 を駆動します。これらの接続は、パフォーマンスを高めるためにクロック・ネットワークの他の部分をバイパスします。

図 159. GT チャネル・コンフィグレーション


チャネル0 と1 の両方がGT チャネルとしてコンフィグレーションされる場合、これらは同じATX PLL によって駆動され、また同じデータレートで動作するようにコンフィグレーションされる必要があります。これは、チャネル3 と4 がGT チャネルとしてコンフィグレーションされる場合にも当てはまります。

注:
  • チャネル・ボンディングはGT チャネルではサポートされていない。
  • GT チャネルの最適なパフォーマンスを得るために、ATX PLL のリファレンス・クロックは、同じバンク内の専用リファレンス・クロックピンからなることを推奨する。