インテルのみ表示可能 — GUID: nik1401148375283
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3.9.2. PMA ボンディングとPCS ボンディング
PMA ボンディングでは、x6/xN ボンディングまたはPLL フィードバック補償ボンディングのいずれかが使用されます。PCS ボンディングでは、結合されたグループ内の一部のPCS 制御信号は、PCS 内部の専用ハードウェアを使用してスキュー調整されます。
PMA ボンディングとPCS ボンディングには、マスターチャネルとスレーブチャネルの概念が用いられます。結合されたグループ内の1 つのPCS チャネルがマスターチャネルとして選択され、それ以外はすべてスレーブチャネルとなります。すべてのチャネルが同じ状態にあり、かつ同時にデータ送信を開始するために、マスターチャネルはある開始条件を生成します。そして、この条件はすべてのスレーブチャネルに送信されます。この開始条件の信号を送信するには、2 つのパラレル・クロックサイクルの遅延が発生します。この信号は各PCS チャネルを介してシーケンシャルに移動するので、チャネル毎にこの遅延が追加されます。各スレーブチャネルが使用する開始条件は、マスターチャネルからのスレーブチャネルの距離に基づいて遅延補償されます。これにより、すべてのチャネルが同じクロックサイクルで開始されることになります。
トランシーバーPHY IP は、マスターPCS チャネルとしてセンターチャネルを自動的に選択します。これにより、結合グループの合計開始遅延が最小限に抑えられます。PLL フィードバック補償ボンディングでは、マスターPCS チャネルがボンディングされたグループの中央に配置されている場合、片側のすべてのチャネルをボンディングできます。