インテルのみ表示可能 — GUID: akq1512614406645
Ixiasoft
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6.3. ユーザーロジックに対するTX PCSインターフェイス
H-tile Ethernet Hard IPコアのTXクライアント・インターフェイスは、 PCS Onlyバリエーションでは、Media Independent Interface (MII) プロトコルを採用しています。
送信方向では、クライアントはソースとして動作し、TX PCSはシンクとして動作します。
信号名 |
説明 |
---|---|
i_clk_tx | IPコアのTXクロックは i_clk_txです。 このクロックの周波数は402.832MHzです。 |
i_tx_mii_d[255:0] |
TX MIIデータです。データはMIIエンコードしてください。i_tx_mii_d[7:0] では、IPコアによってイーサネット・リンク上で送信される最初のバイトを保持します。i_tx_mii_d[0] では、IPコアによってイーサネット・リンクで送信される最初のビットを保持します。 i_tx_mii_valid の値が0、または i_tx_mii_am の値が1の間は、さらに1クロックサイクルの間、i_tx_mii_d の値を安定した状態に保つ必要があります。このビヘイビアを信号値のフリーズと呼んでいます。 |
i_tx_mii_c[31:0] |
TX MII制御ビットです。各ビットは、i_tx_mii_d の1バイトに対応しています。例えば、i_tx_mii_c[0] は i_tx_mii_d[7:0] に対応し、i_tx_mii_c[1] は i_tx_mii_d[15:8] に対応しています。 ビットの値が1の場合、対応するデータバイトは制御バイトです。ビットの値が0の場合、対応するデータバイトはデータです。 Start of Packetバイト (0xFB) 、End of Packetバイト (0xFD) 、Idleバイト (0x07) 、およびエラーバイト (0xFE) は制御バイトですが、プリアンブル・バイト、Start of Frame (SFD) バイト (0xD5) 、CRCバイト、およびペイロードバイトはデータバイトです。 i_tx_mii_valid の値が0、または i_tx_mii_am の値が1の間は、i_tx_mii_c の値をフリーズしてください。 |
i_tx_mii_valid | i_tx_mii_d が有効であることを示します。 この信号のアサートは、IPコアによる o_tx_mii_ready の立ち上げ後に固定クロックサイクル数だけ行い、この信号のデアサートは、IPコアによる o_tx_mii_ready のデアサート後に、同じクロックサイクル数だけ行ってください。この数は1から10クロックサイクルの範囲内にしてください。 この信号の値を0に保持している間は、i_tx_mii_d および i_tx_mii_c の両方の値を安定した状態でフリーズしてください。 |
o_tx_mii_ready | PCSで新しいデータの受信準備ができていることを示します。 |
i_tx_mii_am | アライメント・マーカー挿入ビットです。IPコアで、この信号を5クロックサイクルの間、 連続して保持し (カウントするのは有効なサイクルのみ)、イーサネット・リンクへのアライメント・マーカーの挿入を駆動してください。 有効なサイクルでは、i_tx_mii_valid の値は1です。 i_tx_mii_am (アライメント・マーカー挿入ビット信号) のデアサートから i_tx_mii_am の再アサートまでは am_period です。
この設定をシミュレーション用に処理し、i_tx_mii_am 信号をシミュレーション用に適切な駆動する例については、PCS OnlyのバリエーションのIPコアのデザイン例を参照してください。IPコアのデザイン例を生成する方法については、 H-Tile Hard IP for Ethernet Intel® FPGA Design Example User Guideを参照してください。sim_mode RTLパラメーターの詳細については、このユーザーガイドのRTLパラメーター のセクションを参照してください。 この信号の値を1に保持している間は、i_tx_mii_d と i_tx_mii_c の両方の値はフリーズしてください。 |