H-tile Ethernet Hard IPユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイスおよび インテル® Agilex™ デバイス用

ID 683430
日付 12/08/2020
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ドキュメント目次

B.1.3. Auto Negotiation Configレジスター1

次のコンフィグレーション・オプションを提供します。
  • ANのイネーブル
  • ユーザー制御のベースページのイネーブル
  • ユーザー制御のネクストページのイネーブル
  • ローカルデバイスのリモート障害
  • TXノンス値の強制
  • ANパラメーターのオーバーライド
  • ノンスフィールドの無視
  • コンソーシアムのネクストページの送信のイネーブル
  • コンソーシアムのネクストページの受信のイネーブル
  • コンソーシアムのネクストページのオーバーライドのイネーブル
  • コンソーシアムのネクストページのTech Ability Codeの無視

オフセット: 0xC0

アクセス: RW

Auto Negotiation Configレジスター1のフィールド

ビット フィールド名 説明 アクセス リセット
11 ignore_consortium_next_page_tech_ability_code コンソーシアムのネクストページのTech Ability Codeを無視

1: AN機能では、未フォーマットのNext Pageを受け入れます。これは、適切なOUIでタグ付けされたフォーマット済みネクストページの後に行い、Consortium ANモードを解決します。

0: AN機能では、ネクストページのみを受け入れます。これには、そのページのビットD8:D0内のコード0x003を使用し、コンソーシアムのANモードを解決します。

RW 0x0
10 enable_consortium_next_page_override コンソーシアムのネクストページのオーバーライドをイネーブル

1: コンソーシアムのネクストページに送信されるデータは、自動設定ではなく、Consortium Override Registerから取得します。

0: 通常動作

RW 0x0
9 enable_consortium_next_page_receive コンソーシアムのネクストページの受信

1: 受信したConsortium Next Pageのデコードをイネーブルしてオート・ネゴシエーションを解決します。

0: 通常動作

  • この機能がディスエーブルの場合、オート・ネゴシエーションを解決するためにネクストページは無視されます。
RW 0x1
8 enable_consortium_next_page_send コンソーシアムのネクストページ送信のイネーブル

1: ベースページの直後にコンソーシアムのネクストページを送信します。

0: 通常動作

  • この機能のデフォルトは、100GBASE-R4の場合は0です。
  • User Next Pageがイネーブルされているときにこの機能がイネーブルされると、コンソーシアムのページによって最初のユーザー定義の2ページが置き換えられます。
RW 0x0
7 ignore_nonce_field ノンスフィールドの無視

1: AN中はNonceフィールドを無視します。

0: 通常動作

  • ANは通常、Nonceフィールドが原因でループバックに失敗します。
  • ループバックでANを使用するには、この機能を使用してNonceビットのチェックをディスエーブルします。
  • シミュレーションでは、デフォルト値は1です。合成では、デフォルト値は0です。
RW 0x0
5 override_an_parameters_enable ANパラメーターのオーバーライド

1: パラメーター・オーバーライドCSRからのビットを使用してデフォルトのベースページを作成します。

0: 通常動作

RW 0x0
4 force_tx_nonce_value TXノンス値の強制

1: TXノンス値でUNHテストをサポートするように強制します。

0: 通常動作
RW 0x0
3 local_device_remote_fault ローカルデバイスのリモート障害の強制

1: ANページの適切なビットを使用してリモート障害を通知します。

0: 通常動作

RW 0x0
2 an_next_pages_ctrl ユーザー制御のネクストページのイネーブル

1: ユーザー制御のネクストページをイネーブルします。ユーザーのネクストページのCSRによりANのネクストページの使用を制御します。

0: ANロジックにより、イーサネット・コア・バリアントとそのパラメーターに基づいたネクストページを自動生成します。

  • この機能をイネーブルするのは、ANのネクストページの内容を制御する必要がある場合です。
  • この機能をディスエーブルのままにするのは、コアに応じたデフォルトのネゴシエーションを実行させる場合です。
RW 0x0
1 an_base_pages_ctrl ユーザー制御のANベースページのイネーブル

1: ユーザー制御のベースページをイネーブルします。ユーザーのベースページCSRにより、ANに使用するベースページを制御します。

0: ANロジックによって、イーサネット・コア・バリアントとそのパラメーターに基づいたベースページを自動生成します。

  • この機能をイネーブルするのは、ANベースページの内容を制御する必要がある場合です。
  • この機能をディスエーブルのままにするのは、コアに応じたデフォルトのネゴシエーションを実行させる場合です。
RW 0x0
0 enable_an オート・ネゴシエーションのイネーブル

1: オート・ネゴシエーションをイネーブルします (デフォルト)。

0: オート・ネゴシエーションをディスエーブルします。

  • IEEE 802.3 CL73.10.1のステート変数mr_autoneg_enableと同等です。
RW 0x1