H-tile Ethernet Hard IPユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイスおよび インテル® Agilex™ デバイス用

ID 683430
日付 12/08/2020
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ドキュメント目次

6.8.1. バックグラウンド・キャリブレーションのディスエーブル

H-tile Ethernet Hard IPコアでは、RX PMA CTLE/DFEモードの自動適応トリガーを実装します。

インテル® Stratix® 10 Hタイル量産デバイスの場合、バックグラウンド・キャリブレーションをまずディスエーブルします。そのうえで、トランシーバー・コアのリコンフィグレーション・レジスターにアクセスします。 インテル® Stratix® 10 HタイルESデバイスの場合は、バックグラウンド・キャリブレーションはありません。

インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのバージョン19.2以降では、次の手順を使用してトランシーバー・コアのリコンフィグレーション・レジスターにアクセスします。

  1. 0x0 をトランシーバー・コントロール・レジスターおよびステータスレジスターの 0x542[0] に書き込みます。 これには、トランシーバー・リコンフィグレーションAvalon-MMインターフェイスを使用して、バックグラウンド・キャリブレーションをディスエーブルします。
  2. 例えば、トランシーバー・レジスターにアクセスして、トランシーバー・リコンフィグレーションを実行します。
  3. 完了したら、0x1 をトランシーバー・コントロール・レジスターおよびステータスレジスターのレジスター 0x542[0] に書き込みます。これには、トランシーバー・リコンフィグレーションAvalon-MMインターフェイスを使用して、バックグラウンド・キャリブレーションをイネーブルします。