H-tile Ethernet Hard IPユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイスおよび インテル® Agilex™ デバイス用

ID 683430
日付 12/08/2020
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ドキュメント目次

4.4. オート・ネゴシエーションおよびリンク・トレーニング

オート・ネゴシエーションとリンク・トレーニング付きH-tile Ethernet Hard IPのバリエーションでは、IEEE Backplane Ethernet Standard 802.3-2012を実装します。

IPコアに含まれるオプションにより、次の機能を実装することができます。

  • オート・ネゴシエーションのプロセスでは、リンクパートナーとの調整をさまざまな共通機能に関して検討できます。Enable AN/LTおよびEnable Auto-Negotiationパラメーターをオンにして、オート・ネゴシエーションのサポートをコンフィグレーションします。
  • リンク・トレーニングのプロセスでは、IPコアによる受信データのデータ周波数へのリンクをトレーニングするとともに、プロセス、電圧、および温度の変動を補正します。Enable AN/LTおよびEnable Link Trainingパラメーターをオンにして、リンク・トレーニングのサポートをコンフィグレーションします。

H-tile Ethernet Hard IPコアには、個別のリンク・トレーニング・モジュールが、2つまたは4つのイーサネット・レーンごとに含まれています。また、単一のオート・ネゴシエーション・モジュールも含まれています。パラメーター・エディターでマスターレーンを指定し、オート・ネゴシエーションを実行します。

注: オート・ネゴシエーション機能とリンク・トレーニング機能が使用可能なのは、MAC + PCS IPコア・バリエーションのみです。