インテルのみ表示可能 — GUID: wab1512529004621
Ixiasoft
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6.2. ユーザーロジックに対するRX MACインターフェイス
H-tile Ethernet Hard IPコアのRXクライアント・インターフェイスは、MAC+PCSバリエーションでは、Avalon-STプロトコルを採用しています。Avalon-STプロトコルは、同期ポイントツーポイントの単方向インターフェイスで、データストリームのプロデューサー (ソース) とデータのコンシューマー (シンク) を接続します。このインターフェイスの主なプロパティーは次のとおりです。
- スタート・オブ・パケット (SOP) 信号およびエンド・オブ・パケット (EOP) 信号でフレーム転送を区切ります。
- SOPは常にMSB内に存在させる必要があります。これにより、インターフェイスでの着信データの解釈および処理が簡単になります。
- valid信号によってソースからシンクまでの信号を分類します。
受信方向では、RX MACはソースとして動作し、クライアントはシンクとして動作します。
信号名 |
説明 |
---|---|
i_clk_rx | IPコアのRXクロックは i_clk_rx です。このクロックの周波数は402.832MHzです。 |
o_rx_data[511:0] |
RXデータです。最上位ビットはMSB、ビット0はLSBです。バイトは通常の左から右の順に読み出されます。IPコアによってバイト順が逆になり、イーサネット規格の要件が満たされます。プリアンブル・パススルー機能がイネーブルされている場合、データはプリアンブルから開始します。 |
o_rx_valid | アサートされると、RXデータが有効であることを示します。o_rx_startofpacket 信号と o_rx_endofpacket 信号の間でのみ有効です。 この信号がデアサートされる可能性があるのは、o_rx_startofpacket 信号と o_rx_endofpacket のアサートの間です。 |
o_rx_empty[5:0] |
o_rx_data 上の空のバイト数を示します。これは、o_rx_endofpacket がアサートされたときに行われ、最下位バイト (LSB) から始まります。 |
o_rx_startofpacket | アサートされると、o_rx_data によってパケット内データの最初のクロックサイクル (スタート・オブ・パケット) が保持されていることを示します。IPコアによるこの信号のアサートは、各パケットで1クロックサイクルの間だけ行われます。 o_rx_startofpacket がアサートされると、o_rx_data のMSBによってパケットの開始が駆動されます。 |
o_rx_endofpacket | アサートされると、o_rx_data によってパケット内データの最初のクロックサイクル (エンド・オブ・パケット) が保持されていることを示します。IPコアによるこの信号のアサートは、各パケットで1クロックサイクルの間だけ行われます。 サイズが小さいフレーム、または長さがちょうど64バイトのフレームの場合は、o_rx_startofpacket 信号と o_rx_endofpacket のアサートは、同じクロックサイクルで行われることがあります。 |
o_rx_error[5:0] | クライアント・インターフェイス上で内容を送信中のイーサネット・フレーム内の特定のタイプのエラーを報告します。この信号は、EOPサイクル内でのみ有効です。 個々のビットによってさまざまなタイプのエラーが報告されます。
|
o_rxstatus_valid | アサートされると、o_rxstatus_data が有効なデータを駆動していることを示します。 |
o_rxstatus_data[39:0] | 受信フレームに関する情報を指定します。次のフィールドが定義されます。
|
o_rx_pause | アサートされると、IPコアによってPAUSE XOFFフレームの受信がイーサネット・リンク上で行われたことを示します。IPコアによってこの信号がデアサートされるのは、PAUSE XOFF要求からのクォンタムカウントが期限切れになった場合です。 パラメーター・エディターの Stop TX traffic when link partner sends pause パラメーターをYesの値に設定するか、flow_control RTLパラメーターを sfc または both の値で上書きすると、TX MACでは、PAUSE XOFFフレームに応答してトラフィックを停止します。 この場合、クォンタムカウントは、IPコアによるトラフィックの停止中は減少します。 設定によってTX MACに指示して、PAUSE XOFFフレームに応答したトラフィックの停止がされない場合、クォンタムカウンターは、TX MACクライアント・インターフェイス上の有効なサイクルごとに減少します。各クォンタムは512ビットを表します。したがって、カウンターの減少は、有効クロックサイクルごとに2分の1です。 |
o_rx_pfc[7:0] | ビットがアサートされると、IPコアによるPFC XOFFフレームのイーサネット・リンク上での受信が、対応するプライオリティー・キューに対して行われたことを示します。XOFFフレームのクォンタムカウントが期限切れになると、IPコアによって各ビットがデアサートされます。PFCクォンタムカウンターは、TX MACクライアント・インターフェイス上の有効なサイクルごとに減少します。各クォンタムは512ビットを表します。したがって、カウンターの減少は、有効なクロックサイクルごとに2分の1です。つまり、パルス幅で示されるのは、キューのトラフィックで要求された一時停止の長さです。 |