H-tile Ethernet Hard IPユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイスおよび インテル® Agilex™ デバイス用

ID 683430
日付 12/08/2020
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ドキュメント目次

4.2.1.4. フレーム・チェック・シーケンス (CRC-32) の挿入

TXクライアント・インターフェイスの i_skip_crc 信号がアサートされない限り、TX MACでは、送信されたMACフレームにフレーム・チェック・シーケンス (FCS) を計算して挿入します。FCSフィールドには、32ビット巡回冗長検査 (CRC32) 値が含まれます。MACで計算するフレームバイト上のCRC32には、送信元アドレス、宛先アドレス、長さ/タイプフィールド、データ、およびパッド (該当する場合) が含まれています。FCS計算では、プリアンブルおよびSFDは除外されます。符号化の定義は、次の生成多項式で行います。

FCS(X) = X32 +X26 +X23 +X22 +X16 +X12 +X11 +X10 +X8 +X7 +X5 +X4 +X2 +X1 +1

CRCビットの送信には、まずMSB (X32) を使用します。

i_skip_crc のアサートが、フレームデータの書き込み中に行われると、TX MACによるFCSのフレームの最後への付加は行われません。これによって結果のパケットが無効になります。ただし、フレームデータの最後の4バイトが正しく計算されたFCS値の場合は例外です。