H-tile Ethernet Hard IPユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイスおよび インテル® Agilex™ デバイス用

ID 683430
日付 12/08/2020
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ドキュメント目次

4.2.2.2. H-tile Ethernet Hard IPコアのプリアンブル処理

プリアンブル・シーケンスはStart、6プリアンブル・バイト、SFDです。Startバイトは、MIIの受信レーン0上にある必要があり、66bブロックからデコードされたデータのバイト [7:0] を意味します。IPコアでは、Start Controlバイト (0xFB、対応するMII制御ビットは1に設定) を使用して、イーサネット・パケットの開始とプリアンブルの位置を識別します。MAC RXでは、IPコアの厳密SFDチェック設定に応じて、Start、6プリアンブル・バイト、SFDを探します。

デフォルトでMAC RXでは、Start、SFD、プリアンブル、およびIPGバイトを受け入れたフレームからすべて削除します。ただし、H-tile Ethernet Hard IPのパラメーター・エディターで Enable preamble passthrough をオンにした場合は、MAC RXによる8バイトのプリアンブル・シーケンスの削除はされません。