H-tile Ethernet Hard IPユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイスおよび インテル® Agilex™ デバイス用

ID 683430
日付 12/08/2020
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ドキュメント目次

6.9. イーサネット・リコンフィグレーション・インターフェイス

通常動作中に、H-tile Ethernet Hard IPコアのイーサネット・コントロール・レジスターおよびイーサネット・ステータス・レジスターにアクセスするには、イーサネット・リコンフィグレーション・インターフェイスと呼ばれるAvalon-MMインターフェイスを使用します。このインターフェイスは、リンクステータスに関係なく応答します。また、 IPコアが、i_csr_rst_n および soft_sys_rst 信号以外のリセット信号またはソフトリセットによって駆動されてリセット状態にある場合にも応答します。 i_csr_rst_n 信号をアサートすると、すべてのイーサネット・コントロール・レジスターおよびイーサネット・ステータス・レジスターがリセットされます。統計情報カウンターも含まれます。このリセットの処理中は、イーサネット・リコンフィグレーション・インターフェイスは応答しません。
表 26.  イーサネット・リコンフィグレーション・インターフェイスこのインターフェイスの信号は、i_reconfig_clk クロックによりクロックされ、i_reconfig_reset 信号によりリセットされます。このクロックとリセットにより、このイーサネット・リコンフィグレーション・インターフェイスとトランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスが制御されます。ただし、この2つのインターフェイスは、別々のレジスターセットにアクセスします。
信号 説明
i_eth_reconfig_addr[15:0]

Avalon-MMレジスターアドレスを駆動します 。

i_eth_reconfig_read

アサートされると、読み出し要求を指定します。

i_eth_reconfig_write アサートされると、書き込み要求を指定します。
o_eth_reconfig_readdata[31:0] 読み出しデータを駆動します。o_eth_reconfig_readdata_valid がアサートされると有効です。
o_eth_reconfig_readdata_valid アサートされると、i_eth_reconfig_read_data[31:0] が有効であることを示します。
i_eth_reconfig_writedata[31:0] 書き込みデータを駆動します。
o_eth_reconfig_waitrequest イーサネット・リコンフィグレーション・インターフェイスが、読み出しトランザクションまたは書き込みトランザクションを完了する準備ができていないことを示します。