H-tile Ethernet Hard IPユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイスおよび インテル® Agilex™ デバイス用

ID 683430
日付 12/08/2020
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ドキュメント目次

4.2.2.7. RXアンダーサイズ・フレーム、オーバーサイズ・フレーム、および長さエラーのあるフレーム

RX MACでは、RXフレームが到達時に64バイト未満である場合は、アンダーサイズのフラグを立てます。FCSについてはチェックしません。RX MACでは、サイズが小さいフレームにマークを付けるために、フレーム終了時に o_rx_error[2] をアサートします。

RX MACでは、RXフレームが到達する時のバイトがパラメーター・エディターで指定した RX maximum frame size 値より大きい場合は、オーバーサイズのフラグを立てます。RX MACでは、オーバーサイズのフレームにマークを付けるために、フレーム終了時に o_rx_error[3] をアサートします。

パラメーター・エディターで Enforce maximum frame size をオンにした場合、オーバーサイズのフレームは、RXクライアント・インターフェイスでは使用できません。フレームは最大サイズに達すると終了し、RX MACでは o_rx_error[3]o_rx_error[1] の両方をアサートして、フレームが切り捨てられたことを示します。

RXフレーム到着時のLengthフィールドが有効 (Length/Type ≤ 1500) の場合は、長さエラーがチェックされます。Length/Typeフィールドでアドバタイズされたパケットが、実際に到達したフレームより長い場合は、RX MACでは o_rx_error[4] をアサートして長さエラーがあったことを示します。