H-tile Ethernet Hard IPユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイスおよび インテル® Agilex™ デバイス用

ID 683430
日付 12/08/2020
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ドキュメント目次

2.2. IPコアのパラメーターとオプションの指定

H-tile Ethernet Hard IPのパラメーター・エディターを使用すると、カスタムIPバリエーションのコンフィグレーションを迅速に行うことができます。次の手順に従って、IPコアのオプションとパラメーターを インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアで指定します。
  1. H-tile Ethernet Hard IPコアを統合する インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・プロジェクトがまだない場合は、作成してください。
    1. インテル® Quartus® Primeプロ・エディションFile > New Project Wizardをクリックして、新しいQuartus Primeプロジェクトを作成します。または、File > Open Projectをクリックして、既存のQuartus Primeプロジェクトを開きます。ウィザードにより、デバイスを指定するように求められます。
    2. デバイスファミリーを指定し、量産Hタイルデバイスを選択します。選択するデバイスは、IPコアのスピードグレード要件を満たすものにします。
    3. Finish をクリックします。
  2. IP CatalogでH-tile Hard IP for Ethernetを検索して選択します。New IP Variationウィンドウが表示されます。
  3. カスタムIP バリエーションのトップレベルの名前を決定します。パラメーター・エディターでは、IPバリエーションの設定を <your_ip> ip. という名前のファイルに保存します。
  4. OKをクリックします。パラメーター・エディターが表示されます。
  5. IPコア・バリエーションのパラメーターを指定します。特定のIPコア・パラメーターに関する詳細は、パラメーター・エディターのパラメーター を参照してください。
  6. オプションで、シミュレーション・テストベンチまたはコンパイルおよびハードウェアのデザイン例を生成するには、Design Example User Guideの手順に従ってください。
  7. Generate HDLをクリックして、Generationダイアログボックスを表示します。
  8. 出力ファイルの生成オプションを指定し、Generateをクリックします。IPバリエーション・ファイルが仕様に応じて生成されます。
  9. IP生成ウィンドウを閉じます。パラメーター・エディターによって、トップレベルの .ip ファイルが現在のプロジェクトに自動で追加されます。.ip ファイルをプロジェクトに手動で追加するよう求められたら、Project > Add/Remove Files in Projectの順にクリックして、ファイルを追加します。
  10. IPバリエーションを生成してインスタンス化したら、適切なピン・アサインメントを接続ポートに対して行い、インスタンスごとに適切なRTLパラメーターを設定します。