インテルのみ表示可能 — GUID: fip1488565723013
Ixiasoft
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50.3.4. 送信エラスティック・バッファー
送信エラスティック・バッファーは非同期FIFOで、固定の高と低のウォーターマーク・レベルを備えます。高ウォーターマーク・レベルは、TX_BUFFER_DEPTH/2 + 4 の有効エントリーで固定されており、低ウォーターマーク・レベルは、TX_BUFFER_DEPTH/2 - 4 の有効エントリーで固定されています。有効なエントリー数が高ウォーターマーク・レベル以上になると、バッファーの書き込みポートに現れるIDLEシンボルはすべてドロップされます (IDLEシンボルの削除)。有効なエントリー数が低ウォーターマーク・レベル以下になると、読み出しポートから読み出されるIDLEシンボルでバッファーの読み出しポインターはインクリメントされません (IDLEシンボル挿入)。IDLEシンボルの定義は、tx_en = 0およびtx_err = 0です。
バッファーの深さは64に固定されています。バッファーの深さが深いほど、オーバーフロー/アンダーフロー状態の発生を回避するためのマージンが大きくなります。バッファー深度のコンフィグレーションは、イーサネット・プロトコルの最大イーサネット・パケットまたは最大IDLEシンボル分離、および2つのクロックソース間で異なる最大ppmに依存します。