インテルのみ表示可能 — GUID: iga1443129789664
Ixiasoft
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30.7.1.3.2. 記述子の処理
DMAの記述子は、実行するデータ転送を指定します。Prefetcherコアを使用している場合、記述子はメモリーに格納され、記述子書き込みおよび記述子読み出し Avalon® -MMマスターを介してPrefetcherコアからアクセスされます。mSGDMAには内部FIFOがあり、メモリーから読み出された記述子を格納します。このFIFOはディスパッチャーのコアにあります。記述子は、初期化してディスクリプターの読み出し/書き込みデータ幅の境界に揃える必要があります。Prefetcherコアは、クリアされたOwned By Hardwareビットに依存して処理を停止します。Owned By Hardwareビットが1の場合、Prefetcherコアは記述子の処理に進みます。Owned By Hardwareビットが0の場合、Prefetcherコアは現在の記述子を処理せず、リンクリストが終了した、もしくは次の記述子リンクリストの準備ができていないとみなします。
記述子が処理されるたびに、コアはメモリー内の記述子のActual Byte Transferred、Status、およびControlフィールドを更新します (記述子のライトバック)。記述子のControlフィールドのOwned by Hardwareビットは、記述子のライトバック時にコアによってクリアされます。ソフトウェアのプログラミング・モデルのセクションを参照し、Prefetcherコアを設定し、記述子リストを構築および更新する際に推奨される方法を確認してください。
記述子の書き戻しを実行するメモリーアドレスをPrefetcherで認識するには、Next Descriptor Pointerの情報をPrefetcherコアにバッファーする必要があります。このバッファーの深さは、ディスパッチャー・コアの記述子FIFOの深さに類似しています。この情報は、ディスパッチャーから応答を受信するたびにバッファーから取り出されます。