インテルのみ表示可能 — GUID: lro1402071734825
Ixiasoft
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35.1. コアの概要
プログラムを実行しているプロセッサーに対し、現在の実行パスから逸れるように指示することができます。これには、現在実行中のペリフェラル・ハードウェアまたはファームウェアによって生成される割り込み信号を使用します。プロセッサーは、ISRへの命令ポインターに移動することにより、割り込みサービスルーチン (ISR) と呼ばれる割り込み要求を処理するプログラムコード部分を実行し、操作を続けます。ルーチンが完了すると、プロセッサーは前の位置に戻ります。
インテルFPGAのInterrupt Latency Calculator (ILC) は、割り込みサービスルーチンの完了にかかる時間をクロックサイクルで測定することを目的にして開発されています。ILCから取得するデータは、レイテンシーの影響を受けやすい他のIPで使用されます。それにより、適切な動作を維持しています。ILCからのデータは、一般的なファームウェアのデバッグ操作にも役立てることができます。
ILCは、割り込みサービスルーチンを消費し実行する割り込みレシーバーと並列に配置されます。次の図は、システムデザインにおけるILCの位置関係を示しています。