インテルのみ表示可能 — GUID: iga1401398648385
Ixiasoft
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23.4.1. HALシステム・ライブラリーのサポート
インテルでは、システム・クロック・タイマーとタイムスタンプ・タイマーの両方のHALタイマー・デバイス・モデルにドライバーを提供しています。
システム・クロック・ドライバー
システムクロックとしてコンフィグレーションされている場合、インターバル・タイマー・コアは、デフォルトの周期セットを使用して周期モードで継続的に実行されます。システムクロックのサービスは、このタイマーの割り込みサービスルーチンの一部として実行されます。ドライバーは割り込みによって駆動されるため、割り込み信号をシステムのハードウェアで接続している必要があります。
Nios® II統合開発環境 (IDE) を使用すると、システム・ライブラリーのプロパティーを指定し、システム・クロック・タイマーとして使用するタイマーデバイスを決定することができます。
タイムスタンプ・ドライバー
インターバル・タイマー・コアは、次の条件を満たす場合にタイムスタンプ・デバイスとして使用することができます。
- タイマーに書き込み可能なperiodレジスターがあり、プラットフォーム・デザイナーでコンフィグレーションされている
- タイマーがシステムクロックとして選択されていない
Nios® II IDEでは、システム・ライブラリーのプロパティーを指定し、タイムスタンプ・タイマーとして使用されるタイマーデバイスを決定することができます。
タイマーのハードウェアが書き込み可能なperiodレジスターでコンフィグレーションされていない場合、alt_timestamp_start() API関数の呼び出しでタイムスタンプ・カウンターはリセットされません。他のHAL API呼び出しはすべて、想定されているとおりに実行されます。
これらのドライバーを使用するシステムクロックおよびタイムスタンプの機能を使用する際の詳細に関しては、 Nios® II Software Developer’s Handbookを参照してください。 Nios® IIエンベデッド・デザイン・スイート (EDS) もまた、インターバル・タイマー・コアを使用するいくつかのデザイン例を提供しています。
制約
インターバル・タイマー・コアのHALドライバーは、コアのウォッチドッグ・リセット機能をサポートしていません。