インテルのみ表示可能 — GUID: iga1401317112762
Ixiasoft
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12.1. コアの概要
Avalon® インターフェイスを備えるJTAG UARTコアは、ホストPCとインテルFPGA上のプラットフォーム・デザイナー・システム間でシリアル文字のストリームを通信する方法を実装します。多くのデザインにおいて、JTAG UARTコアにより、文字のI/Oで使用するホストPCへの個別のRS-232シリアル接続が不要になります。このコアは、 Avalon® インターフェイスを提供することにより、JTAGインターフェイスの複雑さを組み込みソフトウェアのプログラマーから隠します。マスター・ペリフェラル ( Nios® IIプロセッサーなど) は、コントロール・レジスターとデータレジスターの読み出しと書き込みによってコアと通信します。
JTAG UARTコアは、 インテルFPGAに組み込まれているJTAG回路を使用します。また、FPGAのJTAGピンを介してホストアクセスを提供します。ホストPCは、任意のインテルFPGA JTAGダウンロード・ケーブル (インテル FPGAダウンロード・ケーブルIIなど) を介してFPGAに接続できます。JTAG UARTコアのソフトウェア・サポートは、インテルによって提供されます。 Nios® IIプロセッサーの場合、デバイスドライバーがHardware Abstraction Layer (HAL) システム・ライブラリーで提供されており、ANSI C標準ライブラリーのstdio.hルーチンを使用してソフトウェアでコアにアクセスすることができます。
Nios® IIプロセッサーのユーザーは、 Nios® II IDEまたはnios2-terminalコマンドライン・ユーティリティーを介してJTAG UARTにアクセスすることができます。詳細は、Nios II Software Developer's Handbookまたは Nios® II IDEのオンラインヘルプを参照してください。
ホストPCに対して、インテルではJTAGターミナル・ソフトウェアを提供しています。これにより、ターゲットへの接続の管理、JTAGデータストリームのデコード、画面への文字表示を行います。
JTAG UARTコアはプラットフォーム・デザイナーに対応しており、プラットフォーム・デザイナーで生成される任意のシステムに容易に統合することができます。