インテルのみ表示可能 — GUID: iga1405558410007
Ixiasoft
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5.4.3.4. controlレジスター
controlレジスターは、SPIコアの動作を制御するデータビットで構成されます。マスター・ペリフェラルは、ビットの値を変えることなく、controlをいつでも読み出すことができます。
controlレジスターのほとんどのビット (IROE、ITOE、ITRDY、IRRDY、IE) では、statusレジスターで表されているステータス条件に対する割り込みを制御します。例えば、statusのビット1はROE (受信オーバーラン・エラー) です。controlのビット1はIROEであり、ROE条件に対する割り込みを有効にします。SPIコアは、statusおよびcontrolの対応するビットがどちらも1の場合に、割り込み要求をアサートします。
# | 名称 | 説明 |
---|---|---|
3 | IROE | IROEを1に設定すると、受信オーバーラン・エラーの割り込みが有効になります。 |
4 | ITOE | ITOEを1に設定すると、トランスミッター・オーバーラン・エラーの割り込みが有効になります。 |
6 | ITRDY | ITRDYを1に設定すると、トランスミッター・レディー状態の割り込みが有効になります。 |
7 | IRRDY | IRRDYを1に設定すると、レシーバーレディー状態の割り込みが有効になります。 |
8 | IE | IEを1に設定すると、エラー状態の割り込みが有効になります。 |
9 | IEOP | IEOPを1に設定すると、End of Packet条件の割り込みが有効になります。 |
10 | SSO | SSOを1に設定すると、シリアルシフト動作が進行中であるか否かにかかわらず、SPIコアでss_n出力の駆動が強制されます。slaveselectレジスターは、アサートするss_n出力を制御します。SSOを使用して、任意のサイズの (例えば32ビットを超える) データを送信または受信することができます。 |
リセット後に、controlレジスターのビットはすべて0に設定されます。割り込みはすべて無効になり、ss_n信号はいずれもアサートされません。