Intel® Stratix® 10 高速LVDS I/O ユーザーガイド

ID 683792
日付 2/26/2019
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ドキュメント目次

5.1.4. LVDS SERDES IPコアのトランスミッターの設定

表 29.  Transmitter Settingsタブ
パラメーター 説明
TX core registers clock
  • tx_coreclock
  • inclock

コアのレジスターにクロックを提供するクロックを選択します。

  • tx_coreclocktx_coreclockをクロックソースとして選択します。
  • inclock — PLL refclkをクロックソースとして選択します。refclkの周波数は、データレートをシリアライゼーション係数で割った値に等しくする必要があります。

このパラメーターは、TXの機能モードでのみ使用することができます。

Enable tx_coreclock port ON、OFF

オンにすると、tx_coreclockが公開されます。これを使用し、トランスミッターに供給するコアロジックを駆動することができます。

  • General SettingsタブのUse the clock phase alignment block for improved periphery-core timing for even SERDES factorsオプションがオフになっている場合、tx_coreclock信号はext_coreclock入力のフィードスルーです。
  • General SettingsタブのUse the clock phase alignment block for improved periphery-core timing for even SERDES factorsオプションがオンになっている場合、tx_coreclock信号はloadenによって生成されるフェーズ・アライメント・クロック信号です。

インテルでは、必要に応じてtx_coreclock出力信号を使用することを推奨しています。

注: このオプションは、PLL SettingsタブのUse external PLLオプションをオンにしている場合は無効になります。Enable tx_coreclock portオプションをオンまたはオフにするには、Use external PLLオプションを先にオフにします。Enable tx_coreclock portを変更後に、Use external PLLを再度オンにすることができます。
Enable tx_outclock port ON、OFF

オンにすると、tx_outclockポートが公開されます。

  • tx_outclockポートの周波数は、tx_outclock division factorパラメーターの設定によって異なります。
  • tx_outclockポートの位相は、Desired tx_outclock phase shiftパラメーターによって異なります。

このパラメーターをオンにすると、TXインターフェイスあたりの最大チャネル数が1チャネル減少します。

Desired tx_outclock phase shift (degrees) 関連情報を参照してください。 outclockと出力シリアルデータの位相関係をLVDS高速クロックの角度で指定します。
Actual tx_outclock phase shift (degrees) fast_clocktx_outclockの周波数によって異なります。関連情報を参照してください。

必要なtx_outclock位相シフトに最も近い達成可能なtx_outclock位相シフトを表示します。

Tx_outclock division factor シリアライゼーション係数によって異なります。 outclockの周波数に対する高速クロックの周波数の比率を指定します。例えば、outclockサイクルあたりのシリアル遷移の最大数など。