Intel® Stratix® 10 高速LVDS I/O ユーザーガイド

ID 683792
日付 2/26/2019
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ドキュメント目次

3.2.3. トランスミッターのチャネル間スキュー

レシーバー・スキュー・マージンの計算では、ソース・シンクロナス差動インターフェイスの インテル® Stratix 10® トランスミッターに基づいた重要なパラメーターである TCCS ( トランスミッターのチャネル間スキュー ) を使用します。

  • TCCS は、TCOのばらつきやクロックスキューを含む、最高速のデータ出力遷移と最低速のデータ出力遷移間の差です。
  • LVDSトランスミッターでは、タイミング・アナライザーは、 インテル® Quartus® Prime Compilation ReportのTCCSレポート(report_TCCS)でTCCSの値を提供します。このレポートはシリアル出力ポートのTCCSの値を示します。
  • TCCS の値はデバイス・データシートから取得することもできます。

インテル® Stratix 10® デバイスでは、840 Mbps を超えるデータレートで非 DPA レシーバーとインターフェイスする際におけるチャネル間スキューを改善するために、各 LVDS チャネルのトレース長を調整する、PCB トレース補正を実行します。 インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアの Fitter Report パネルは、 インテル® Stratix 10® デバイスの各トレースに追加する必要がある遅延の量をレポートします。LVDS Transmitter / Receiver Package Skew Compensation パネルで公開されている推奨トレース遅延数を使用して PCB ボードトレースのスキューを手動で補正することにより、チャネル間のスキューを減らし、LVDS チャネル間のタイミングバジェットを満たすことができます。を満たすことができます。