Intel® Stratix® 10 高速LVDS I/O ユーザーガイド

ID 683792
日付 2/26/2019
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ドキュメント目次

4.1.3.5. ダイナミック・フェーズ・アライメント

CPAブロックは、ペリフェラルとコア間のタイミング・クロージャーを改善するのに役立ちます。この機能を使用するには、LVDS SERDES IPコアパラメーター・エディターでのUse the CPA block for improved periphery-core timingオプションをオンにします。

このオプションをオンにすると、 LVDS SERDES IPコアはCPAブロックを使用してコアクロックとロード・イネーブル・クロックの位相を揃えます。

表 19.  CPA機能を使用する場合のコアクロックのデューティサイクルこの表は、 Use the CPA block for improved periphery-core timing機能をオンにした場合の実際のコアクロックのデューティサイクルを示しています。 CPA機能は、コアクロックのデューティサイクルが50%のままであるSERDESの係数4と8に最適です。
SERDES factor 実際のコアクロックのデューティサイクル
3 66.6%
4 50%
5 40%
6 33%
7 40%
8 50%
9 40%
10 40%

以下の条件下では、選択可能なSERDESファクタに対してUse the CPA block for improved periphery-core timingオプションを使用できます。

  • IPコアの機能モードは、 TXRX Non-DPA、またはRX DPA-FIFOです。
  • tx_outclock位相シフトは180°の倍数です。