インテルのみ表示可能 — GUID: hth1618812714356
Ixiasoft
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4.4.3.2. 外部フラッシュメモリーまたはEEPROMでの暗号化されているHDCPプロダクション・キーの格納 (Support HDCP Key Management = 1)
Support HDCP Key Managementパラメーターがオンになっている場合は、インテルが提供するキー暗号化 (KEYENC) デザインを使用して、HDCPプロダクション・キーの暗号化の制御を保持します。HDCPプロダクション・キーと128ビットのHDCP保護キーを提供する必要があります。HDCP保護キーは、HDCPプロダクション・キーを暗号化し、キーをHDMIドーターカードの外部フラッシュメモリー (EEPROMなど) に格納します。
HDCPプロダクション・キーをKEYENCデザインに含め、暗号化されているHDCPプロダクション・キーをEEPROMにプログラミングするには、次の手順に従います。
- ハードウェア・デモンストレーション・ファイルを次のパスから作業ディレクトリーにコピーします。<IP Root Directory>/hdcp2x/hw_demo/hdcp_key_encryption/<Device Family Name>
- software/key_encrypt_src/ directoryでソフトウェア・ファイル (main.c) を検索し、使用しているEEPROMに応じて、ソフトウェア・パラメーターの#EEPROM_REVISIONを変更します。
- software/key_encrypt_src/ directoryでソフトウェア・ヘッダー・ファイル (hdcp_keys.h) を検索し、以下に示されている例のように、HDCPプロダクション・キーとHDCP保護キーをビッグ・エンディアン形式で含めます。
図 35. RX秘密鍵向けファクシミリ・キーR1のデータ配列図 36. HDCPプロダクション・キーのデータ配列 (プレースホルダー)図 37. HDCP保護キーのデータ配列 (事前定義されているキー)
- ./runall.tclを実行します。このスクリプトは、次のコマンドを実行します。
- IPカタログファイルの生成
- プラットフォーム・デザイナー・システムの生成
- インテル® Quartus® Primeプロジェクトの作成
- ソフトウェア・ワークスペースの作成とソフトウェアのビルド
- 完全なコンパイルの実行
- ソフトウェア・オブジェクト・ファイル (.sof) をFPGAにダウンロードし、暗号化されているHDCPプロダクション・キーをEEPROMにプログラミングします。
- EEPROMイメージファイルを生成するには、read_mem.tclを編集し、hardware_nameとdevice_nameが実行中のハードウェアと一致していることを確認します。
- 「quartus_stp -t read_mem.tcl」を実行します。このスクリプトは、同じディレクトリー下に.hexファイル形式でEEPROMイメージファイルを生成します。
Arria 10 HDMI RX-TX Retransmit デザイン例をSupport HDCP 2.3およびSupport HDCP 1.4パラメーターをオンにして生成します。その後、次の手順に従いHDCP保護キーを含めます。
- 次のメモリー初期化ファイル (.mif) を <project directory>/rtl/hdcp/ directoryで検索します。
- hdcp2x_rx_kmem.mif
- hdcp2x_tx_kmem.mif
- hdcp1x_rx_kmem.mif
- hdcp1x_tx_kmem.mif
- hdcp2x_rx_kmem.mifファイルを開きます。次の例に示すように、事前定義されているHDCP保護キーを検索し、お使いのHDCP保護キーにビッグ・エンディアン形式で置き換えます。
図 38. hdcp2x_rx_kmem.mifの初期化されているHDCP保護キー
- 以下の例に示すように、他のメモリー初期化ファイルに対してステップ2を繰り返します。
図 39. hdcp2x_tx_kmem.mifの初期化されているHDCP保護キー図 40. hdcp1x_rx_kmem.mifの初期化されているHDCP保護キー図 41. hdcp1x_tx_kmem.mifの初期化されているHDCP保護キー