HDMI インテル® Arria 10 FPGA IPデザイン例のユーザーガイド

ID 683156
日付 5/12/2021
Public
ドキュメント目次

2.15.1. ソフトウェアのデバッグメッセージ

ソフトウェアでデバッグメッセージをオンにすると、ランタイムの支援を得ることができます。

ソフトウェアでデバッグメッセージをオンにするには、次の手順に従います。

  1. global.hスクリプトで、DEBUG_MODEを1に変更します。
  2. Nios® IIコマンドシェルで、script/build_sw.shを実行します。
  3. Nios® IIコマンドシェルでコマンドを実行し、生成されたsoftware/tx_control/tx_control.elfファイルを再プログラミングします。
    nios2-download -r -g software/tx_control/tx_control.elf
  4. Nios® IIコマンドシェルで、 Nios® IIターミナルコマンドを実行します。
    nios2-terminal
デバッグメッセージをオンにすると、次の情報が出力されます。
  • ELFファイルのプログラミング後に、TXとRXのTIリドライバーの設定が読み出され、表示されます (1回)
  • RX EDIDのコンフィグレーションとホットプラグ・プロセスのステータスメッセージ
  • TXに接続されているシンクのEDIDから抽出されるFRLサポートがある場合またはない場合の解像度の情報。この情報は、各TXホットプラグに表示されます
  • TXリンク・トレーニング時のTXリンク・トレーニング・プロセスのステータスメッセージ