HDMI インテル® Arria 10 FPGA IPデザイン例のユーザーガイド

ID 683156
日付 5/12/2021
Public
ドキュメント目次

4.6. セキュリティーに関する考慮事項

HDCPの機能を使用する際は、次のセキュリティーに関する考慮事項に注意してください。
  • リピーターシステムを設計する際は、次の条件でTX IPに受信ビデオが入らないようにブロックする必要があります。
    • 受信ビデオがHDCPで暗号化されている (例えば、RX IPからの暗号化ステータスhdcp1_enabledまたはhdcp2_enabledがアサートされている) 場合に、送信ビデオがHDCPで暗号化されていない (例えば、TX IPからの暗号化ステータスhdcp1_enabledまたはhdcp2_enabledがアサートされていない)
    • 受信ビデオがHDCP TYPE 1である (例えば、RX IPからのstreamid_typeがアサートされている) 場合に、送信ビデオがHDCP 1.4で暗号化されている (例えば、TX IPからの暗号化ステータスhdcp1_enabledがアサートされている)
  • HDCPプロダクション・キーおよびユーザー暗号化キーの機密性と整合性を管理する必要があります。
  • インテルでは、 インテル® Quartus® Primeプロジェクトの開発、および暗号化キーを含むソースファイルの設計を安全なコンピューティング環境で行い、キーを保護することを強く推奨しています。
  • インテルでは、FPGAのデザイン・セキュリティー機能を使用し、デザイン (組み込まれている暗号化キーを含む) を不正なコピー、リバース・エンジニアリング、または改ざんから保護することを強く推奨しています。