PCI Express*向け F-タイル Avalon® ストリーミングのインテル® FPGA IPユーザーガイド

ID 683140
日付 4/27/2023
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ドキュメント目次

6.2.3.12. 消費電力マネジメント

表 99.  消費電力マネジメント
パラメーター デフォルト値 説明
Endpoint L0s acceptable latency

最大64 ns

最大128 ns

最大256 ns

最大512 ns

最大1 µs

最大2 µs

最大4 µs

制限なし

最大64 ns

このデザイン・パラメーターは、デバイスとルート・コンプレックス間の任意のリンクに対してL0sステートを終了する際に、デバイスが許容できる最大許容レイテンシーを指定します。これは、Device Capabilities Register (0x084) のEndpoint L0s許容レイテンシー・フィールドの読み出し専用値を設定します。

このEndpointは、L0sまたはL1ステートをサポートしていません。ただし、切り替えシステムでは、L0sおよびL1がイネーブルされたスイッチに接続されたリンクが存在する場合があります。このパラメーターは、システム・コンフィグレーション・ソフトウェアがシステム内のすべてのデバイスの許容レイテンシーおよび各リンクの終了待ち時間を読み出して、Active State Power Management (ASPM) をイネーブルできるリンクを判断できるように設定されています。この設定は、Root Portに対してはディスエーブルされています。

この設定は、ルートポートでは無効になっています。

このパラメーターのデフォルト値は、1 µsです。この値は、ほとんどのデザインで安全な設定となります。

Endpoint L1s acceptable latency

最大1 µs

最大2 µs

最大4 µs

最大8 µs

最大16 µs

最大32 µs

最大64 µs

制限なし

最大1 µs

この値は、L1からL0ステートへの遷移において、Endpointが耐えられる許容レイテンシーを示しています。これは、Endpointの内部バッファーリングの間接的な測定です。Device Capabilities Register のEndpoint L1許容レイテンシー・フィールドの読み出し専用値を設定します。

このEndpointは、L0sまたはL1ステートをサポートしていません。ただし、切り替えシステムでは、L0sおよびL1がイネーブルされたスイッチに接続されたリンクが存在する場合があります。このパラメーターは、システム・コンフィグレーション・ソフトウェアがシステム内のすべてのデバイスの許容レイテンシーおよび各リンクの終了待ち時間を読み出して、Active State Power Management (ASPM) をイネーブルできるリンクを判断できるように設定されています。この設定は、Root Portに対してはディスエーブルされています。

この設定は、ルートポートでは無効になっています。