PCI Express*向け F-タイル Avalon® ストリーミングのインテル® FPGA IPユーザーガイド

ID 683140
日付 4/27/2023
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ドキュメント目次

8.1.1.3.2. LCRCおよびECRCエラーカウントを有効にして読み出します

表 113.  LCRCおよびECRCエラーカウントを有効にして読み出すためのアドレスオフセットとビット設定
Offset ビット位置 レジスター
オフセットx16(ポート0) オフセットx8(ポート1) オフセットx4(ポート2、3)
0x00119 0x00119 0x00119 [0] Enable CRC Check
0x0033C 0x00304 0x002B0 [1:0]

Event counter clear

2'b01に設定すると、レジスター0x0033Fおよび0x0033Eで定義されたエラーカウンタがクリアされます。

すべてのエラーカウンターをクリアするには、2'b11に設定します

[4:2]

Event counter enable

3'b111に設定します。

0x0033D 0x00305 0x002B1 [7:0]

Event counter lane select

x00に設定

0x0033E 0x00306 0x002B2 [7:0]

Event number

LCRCエラーカウントの場合は、0x01に設定します

ECRCエラーカウントの場合は、0x02に設定します

0x0033F 0x00307 0x002B3 [7:0]

Group number

LCRCエラーカウントの場合は、0x02に設定します。

ECRCエラーカウントの場合は、0x03に設定します。

000x340 0x00308 0x002B4 [7:0] Error counter data bit [7:0]
0x00341 0x00309 0x002B5 [7:0] Error counter data bit [15:8]
0x00342 0x0030A 0x002B6 [7:0] Error counter data bit [23:16]
0x00343 0x0030B 0x002B7 [7:0] Error counter data bit [31:24]

ハードIPリコンフィグレーション・インターフェイスを使用して上記の表のレジスターにアクセスするには、以下の手順に従ってください

  1. IPパラメーター・エディタを使用して、ハードIPリコンフィグレーション・インターフェイス(ユーザーAvalon-MMインターフェイス)を有効にします。
  2. p#_hip_reconfig_writedata[7:0]にデータを書き込み、アドレスp#_hip_reconfig_address[20:0]に対して読み取り-変更-書き込みを実行して、CRCチェックを有効にします。
  3. p#_hip_reconfig_writedata[7:0]にデータを書き込み、アドレp#_hip_reconfig_address[20:0]]に対して読み取り-変更-書き込みを実行して、グループ番号を設定します。
  4. p#_hip_reconfig_writedata[7:0]にデータを書き込み、アドレスp#_hip_reconfig_address[20:0]に対して読み取り-変更-書き込みを実行して、イベント番号を設定します。
  5. p#_hip_reconfig_writedata[7:0]にデータを書き込み、アドレスp#_hip_reconfig_address[20:0]に対して読み取り-変更-書き込みを実行して、イベントカウンターレーン選択を設定します。
  6. p#_hip_reconfig_writedata[7:0]にデータを書き込み、アドレスp#_hip_reconfig_address[20:0]に対して読み取り-変更-書き込みを実行して、イベントカウンターを有効に設定します。
  7. アドレスhip_reconfig_address [20:0]からの読み出し操作により、エラーカウントデータを読み出します。 。

例:レジスターを使用してx16ポート0のLCRCエラーカウントを読み出すには

  1. IPパラメーター・エディタを使用して、ハードIPリコンフィグレーション・インターフェイス(ユーザーAvalon-MMインターフェイス)を有効にします。
  2. アドレス0x00119に対してread-modify-writeを実行して、CRCチェックを有効にします。
    • p0_hip_reconfig_write = 1'b1
    • p0_hip_reconfig_address [20:0] = 0x00119
    • p0_hip_reconfig_writedata [7:0] = 8'h01
  3. アドレス0x00033Fに対してread-modify-writeを実行し、グループ番号を設定します。
    • p0_hip_reconfig_write = 1'b1
    • p0_hip_reconfig_address [20:0] = 0x0033F
    • p0_hip_reconfig_writedata [7:0] = 8'h02
  4. アドレス0x00033Eに対してread-modify-writeを実行して、イベント番号を設定します。
    • p0_hip_reconfig_write = 1'b1
    • p0_hip_reconfig_address [20:0] = 0x0033E
    • p0_hip_reconfig_writedata [7:0] = 8'h01
  5. アドレス0x00033Dに対して読み出し-変更-書き込みを実行して、イベントカウンタレーン選択を設定します。
    • p0_hip_reconfig_write = 1'b1
    • p0_hip_reconfig_address [20:0] = 0x0033D
    • p0_hip_reconfig_writedata [7:0] = 8'h00
  6. アドレス0x00033Cに対してread-modify-writeを実行して、イネーブルイベントカウンタを設定します。
    • p0_hip_reconfig_write = 1'b1
    • p0_hip_reconfig_address [20:0] = 0x0033C
    • p0_hip_reconfig_writedata [7:0] = 8'h1C
  7. レジスター0x340、0x341、0x342、および0x343から読み出し操作を実行して、エラーカウンタデータを読み出します。