ブロックベース・デザイン ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディション

ID 683247
日付 5/07/2018
Public
ドキュメント目次

1.6.1.4. ステップ4:コンシューマー: コア・パーティションを追加してコンパイルする

コア・パーティションを追加するために、コンシューマーはコンシューマー・プロジェクトのソースファイルとしてブラックボックスを追加します。デザインをエラボレートした後、コンシューマーはコア・パーティションを定義し、デザイン・パーティション・ウィンドウのインスタンスに.qdbファイルを割り当てます。エクスポートされた .qdbファイルにはコンパイルされたネットリスト情報が含まれているため、コンシューマー・プロジェクトは同一のFPGAデバイスの部品番号を対象とし、デベロッパー・プロジェクトと同じ インテル® Quartus® Prime ソフトウェア・バージョンを使用する必要があります。コンシューマーは、コア・パーティションへのインターフェイスに必要なクロックとその他の制約を供給する必要があります。
コア・パーティションを追加し、コンシューマー・プロジェクトをコンパイルするには:
  1. コア・パーティションを再利用する インテル® Quartus® Primeプロジェクトを作成または開きます。
  2. コンシューマー・プロジェクトに1つ、もしくは複数のブラックボックス・ファイルを追加するには Project > Add/Remove Files in Project をクリックし、ブラックボックス・ファイルを選択します。
  3. デザイン・パーティションの作成に従ってデザインをエラボレートし、ブラックボックス・ファイルのコア・パーティションを定義します。 デザイン・パーティションを定義するときは、Partition Database Fileオプションをクリックし、コア・パーティション用にエクスポートされた.qdbファイルを選択します。
  4. フィッターを使用してすべてのコンパイル段階を実行(終了)し、最終スナップショットを生成するには、 Processing > Start > Start Fitterをクリックします。