ブロックベース・デザイン ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディション

ID 683247
日付 5/07/2018
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ドキュメント目次

1.6.1.3. ステップ3:デベロッパー:ブラックボックス・ファイルを作成する

コア・パーティションの.qdbファイルを再利用する場合も、サポート対象のブラックボックス・ファイルをコンシューマー・プロジェクトに追加する必要があります。ブラックボックス・ファイルは、ポートとモジュールまたはエンティティー定義のみを含むRTLソースファイルですが、ロジックは含まれていません。
ブラックボックス・ファイルは、コンシューマー・プロジェクトで合成するためのポートとポート・インターフェイス・タイプを定義します。次の手順に従って、パーティションのブロックボックス・ポート定義ファイルを作成します。

コンパイラーは、ブラックボックス・ファイルに含まれているRTLを分析してエラボレートします。 RTLの編集は、 .qdbファイルを使用するパーティションには影響しません。

  1. エクスポートされたコア・パーティションのポート定義のみを含むHDLファイル( .v.vhd.sv )を作成します。モジュールまたはエンティティーに渡されるパラメーターまたはジェネリックを含めます。例えば:
    module bus_shift #(
    	parameter DEPTH=256,
    	parameter WIDTH=8
      )(
    	input clk,
    	input enable,
    	input reset,
    	input WIDTH-1:0] sr_in,
    	output WIDTH-1:0] sr_out
      );
    endmodule
  2. ブラックボックス・ファイルとコア・パーティション.qdbファイルをコンシューマーに提供します。