ブロックベース・デザイン ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディション

ID 683247
日付 5/07/2018
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ドキュメント目次

1.6.2.3. ステップ3:デベロッパー: ルート・パーティションをコンパイルしてエクスポートする

コンパイル後、デベロッパーは合成、配置、または最終段階でルート・パーティションをエクスポートします。デベロッパーは、パーティション用の Synopsys* Design Constraint (.sdc) ファイルを提供します。 デベロッパーは .sdc ファイルを使用して配置およびルーティングを行います。コンシューマーは .sdc ファイルを使用して .qdb ファイルを再利用しているパーティションを評価し、再利用されていないまたは保持されていないパーティションに対してフィッターの配置を駆動します。
  1. すべてのコンパイル段階をフィッターで実行(終了)するには、 Processing > Start > Start Fitterをクリックします。
  2. ルート・パーティションを.qdbファイルにエクスポートするには 、Project > Export Design Partition をクリックします。 root_partitionsynthesizedplaced 、またはfinalスナップショットを選択します。
  3. エンティティーにバインドされた.sdcファイルをエクスポートされた .qdbに含めるには、Include entity-bound SDC files for the selected partitionをオンにします 。デフォルトでは、 インテル® Stratix® 10 デバイスをターゲットとするすべての インテル® FPGA IPはエンティティーにバインドされた.sdcファイルを使用します。

    次のコマンドは、GUIのルート・パーティションのエクスポートに対応しています。

    quartus_cdb <project name> -c <revision name> \
         --export_partition "root_partition" --snapshot final \
         --file root_partition.qdb --include_sdc_entity_in_partition
  4. デベロッパーは、エクスポートされた.qdbファイルと、ペリフェラル再利用コアの.sdcファイルをコンシューマーに提供します。