ブロックベース・デザイン ユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディション

ID 683247
日付 5/07/2018
Public
ドキュメント目次

1.6.1.2. ステップ2:デベロッパー:コア・パーティションをコンパイルしてエクスポートする

この手順では、エクスポートの最終スナップショットを生成する方法について説明します。コンパイル後、合成、配置、または最終スナップショットでパーティションを.qdbとしてエクスポートできます。その後、同じプロジェクトまたは別のプロジェクトでコア・パーティションを再利用できます。
コア・パーティションをコンパイルしてエクスポートするには:
  1. フィッターを使用してすべてのコンパイル段階を実行(終了)し、最終スナップショットを生成するには、 Processing > Start > Start Fitterをクリックします。
  2. コア・パーティションをエクスポートするには、 Project > Export Design Partition をクリックします。 エクスポートするDesign Partition名とコンパイルSnapshotを選択します。
  3. エンティティーにバインドされた.sdcファイルをエクスポートされた .qdbに含めるには、Include entity-bound SDC files for the selected partitionをオンにします 。デフォルトでは、 インテル® Stratix® 10 デバイスをターゲットとするすべての インテル® FPGA IPはエンティティーにバインドされた.sdcファイルを使用します。
    注: インテル® Arria® 10 デバイスをターゲットとする インテル® FPGA IP は、デフォルトではエンティティーにバインドされた.sdcファイルを使用しません。 インテル® Arria® 10デバイスでこのオプションを使用するには、まず.qsfのエンティティーに.sdcファイルをバインドする必要があります。
  4. Partition Database FileFile nameを確認し、OK をクリックします。
    図 11. Export Design Partition

    次のコマンドは、GUIでのパーティションのエクスポートに対応しています。

    quartus_cdb <project name> -c <revision name> \
         --export_partition "root_partition" --snapshot final \
         --file root_partition.qdb --include_sdc_entity_in_partition