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Ixiasoft
1.1. ブロックベース・デザイン用語
1.2. デザインブロック再利用の概要
1.3. インクリメンタル・ブロックベース・コンパイルの概要
1.4. コンパイラーのスナップショットを使った保持と再利用
1.5. デザイン分割
1.6. デザインブロック再利用のフロー
1.7. インクリメンタル・ブロックベースのコンパイルフロー
1.8. トップダウン・デザイン、ボトムアップ・デザイン、およびチームベース・デザインのフロー
1.9. インクリメンタル・ブロックベースのコンパイルとデザインブロックの再利用の組み合わせ
1.10. Signal Tapを使ったブロックベース・デザインのデバッグ
1.11. ブロックベースのデザインフロー改訂履歴
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1.3. インクリメンタル・ブロックベース・コンパイルの概要
インクリメンタル・ブロックベース・コンパイルでは、デザインブロックのタイミングを段階的にクローズすることができます。特定のデザイン・パーティションのコンパイル結果を保持すると同時に、新しいRTLを追加し、コンパイルすることができます。コンパイラーは、保持されたパーティションの結果を保存したまま、デザイン内の保持されていないパーティションのみを変更します。 他のパーティションを変更することなく、最適化手法を特定のデザイン・パーティションに的を絞って最適化手法を適用することもできます。このフローにより、デザインのイタレーションを低減し、イタレーション中の結果予測を改善し、チームや個々のデベロッパーのタイミング・クロージャーを高速化することができます。
保持できるのはコア・パーティションのみです。コア・パーティションは、次のコンパイル段階のいずれかで保持することができます。
- 合成
- 最終
パーティションのコンパイル結果を保持すると、その後のコンパイル時にスナップショットは変更されません。保持されたパーティションは、その後の各コンパイルのソースになります。
このフローの一部として、空のパーティションを定義して、不完全または欠落しているデザイン部分を定義することができます。パーティションをEmptyに設定すると、コンパイラーは空のパーティションにアソシエイトされたデザインロジックを処理しないため、コンパイル時間の合計が短くなります。